1_萌萌虫雑記帳.png

クビワウスグロホソバ

2018/11/06


 スリムで黒っぽいヒトリガの仲間です。成虫の出現時期は多くの情報で6〜8月とありますから、10月末にこれを目撃した筆者の事例はかなり例外的だと思われます。ただ、近年は温暖化と季節のずれが恒常的になりつつあるので、こうした季節外れの生き物の出現もとくに稀少な現象であるとは言えないかもしれません。

1

 前翅長は20mmていどで、けっして大きな蛾ではなく色合いも地味なのですが、前胸前縁部の黄毛がひじょうによく目立ち、意外にインパクトがあります。

2

 前胸後半は、瑠璃色をしており、黄毛帯との境界が黒くなるなど、頭胸部のズームアップではかなり派手な印象を受けますね。

3

 幼虫は地衣類を食べて育つのだそうです。鱗翅類の仲間の食草と言えば、植物の葉のイメージが強いですが、本種の幼虫は樹木の表面をしみあるいはカビのように汚すアレを食べているんですと。地衣類の正体は菌類と藻類の共生体で、湿度の高めの林などではよく見かけますが、なんでも虫の餌になるものですね。母虫はどうやって地衣類の存在を知覚し、そこに産卵するのでしょう。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM