カゲロウの一種
2018/11/18
筆者の苦手な虫のひとつです。何が苦手かと申せば、種の同定がさっぱりなんですね。カゲロウは成虫の時期がひじょうに短く、カゲロウやカワゲラが得意な人は、幼虫の形状で見分けるみたいですね。
ヒラタカゲロウの仲間ではないかと思います。撮影は7月ですが、今の今まで種の同定の手立てを見つけられず、あきらめました。
生息地では、短期決戦で繁殖を決めるために群飛が見られるようですが、まれに群れる場所をはずれて遠くまで飛んで行ってしまうはぐれカゲロウがいます。筆者が目撃するのはそうした個体ですね。
幼虫は川底の石に付着した藻を食べて数年間を過ごしますが、成虫は1日〜数日の寿命で、成虫が繁殖のためだけの最終形態であることの典型みたいな虫ですね。
カゲロウの成虫の命のはかなさは有名ですが、他の多くの昆虫も似たようなものが少なくありませんよね。蝶やカナブン、カブトムシだって繁殖が済むとさっさと短命を終えてします種が多いです。昆虫の主たる形態は幼虫です。