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モルモット

2018/12/26


 南米原産の比較的大きな齧歯類です。最初にこれを日本に持ち込んだオランダ人が、リス科マーモット属のネズミと勘違いしたことからモルモットの名前が広がったとされています。現在も日本の図鑑等では本種の和名はモルモットで、マーモットは別の動物です。モルモットはまたテンジクネズミの別称を持ちますが、本種の分類上のグレードにこれは用いられ、齧歯目ヤマアラシ亜目テンジクネズミ科テンジクネズミ属がモルモットの分類階級です。
 南米にはテンジクネズミ属の仲間がいくつか存在しますが、テンジクとは旧インドの天竺のことで、意味合い的にはインドネズミなのですが、テンジクネズミは日本では正式な学術用語であるにも関わらず、この仲間はインドとは無関係です。
 この矛盾について、むかし高校の先生に質問したことがありますが、古くから浸透している和名は混乱を避けるために簡単には変えられないとの返答でした。しかし古生物の中には名前が何度も変わっているものがいると言うと、そういうことは
専門家ならぬ者が考えるべきではないと言われました。

1

 町田リス園には、モルモットの飼育のための広いスペースが用意されていて、多数の個体が走り回っていました。健康管理は万全のようです。草食性で乾燥地帯で草を食べて暮らしていますが、同園ではキャベツやニンジンを与えていました。

2

 温厚で人懐っこく寂しがりやなので、1頭をケージに閉じ込めてあまりかまってやらないような、爬虫類的飼い方では体調を崩すかもしれませんね。立体行動はあまりせず高所は苦手なので、子供のうちは抱き上げると怖がるらしいですよ。

3

 お菓子の柿の種みたいな糞をしてました。たくさんいてもあまり臭くありませんでした。それでも日々の掃除は怠れないでしょう。暑さに弱いそうで、夏場の管理は難しそうです。排尿による体温調節が重要であることから充分に水分を摂らせる必要がありますね。

4

 平面行動の動物であるせいか、リスよりも下等な感じを受けます。そもそもリスの機動力と敏捷性が齧歯類としては突出しているのでしょう。その点モルモットは扱いやすくていいですね。

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