マグニフィカスオオワラジムシ
2019/01/10
ずんぐりとした体形の大型ワラジムシです。ダンゴムシのように体高があるように見えます。そして独特の色合い。この色は、ブラウンピンクとでも申しましょうか、オレンジのくすんだ色と言いましょうか。とにかくひじょうに個性的です。
よく見ると触覚や尾肢にもうっすらと色が乗っています。各節の外縁部や歩脚は白です。目も茶色っぽいので、ハイポメラニスティック(黒色色素減退)のようにも見えます。
触角を激しく振りながらよく歩き回ります。意外と速いです。
ケージに入れてやると、適当な隙間を見つけて頭を突っ込んでまずは一安心している、尻隠さずが多数、いつまでもうろうろしているのが1頭という感じになりました。なんか可愛いですが、賢くないですね。
しばらく見ていると、また歩き始め、新しい環境を探索し始めました。
とりあえず腐葉土に潜り込んでいますが、彼らの日中の落ち着き場所は、身を隠せてしかもあるていど乾いた場所のはずです。夜間は腐葉土に潜り込んで、それをせっせと食べると思われます。
飼育環境としては、昆虫マットの上に餌となる腐葉土を敷き、たっぷりと加水し、その上に樹皮などを被せてドライなシェルターになる部分を設けてやります。