ニシキオオワラジムシ
2019/01/15
スペイン産の大型ワラジムシです。オオワラジムシの仲間はスペイン産が多いですね。スペインがワラジムシの楽園なのか、採集者がせっせとスペインものを開拓したのか、とにかくスペインの名をよく聞きます。ショップのサイトを眺めていますと、ドイツ便での入荷が目につきます。熱帯魚ブリードのメッカドイツは、最近等脚類もやってるんですね。
大きいです。中央部で途切れる黄色いバンド模様が特徴です。ちょっとトラジマっぽい。
頭部ズームアップ。背面はゴツゴツしていますね。
模様はかなり個体差があるようで、黄色部分が大きくバンド模様が不明瞭になるものもいます。
おそらくペアです。少々脅かしても離れませんでした。でも繁殖を実現させるには、しっかりと環境を整えてやる必要があると思われます。
今回、モンテネグロダンゴムシと同居させることにしました。確たる理由や目的はありませんが、以前にモンテネグロダンゴムシとキューバホソワラジムシを同居させていたことを思い出したので、その再現です。
シェルター兼ダニ除けの木炭。等脚類の飼育でダニに悩まされたことはないのですが、試しに使ってみます。ワラジムシたち自身がこれを嫌うようなら使用を中止します。
昆虫マットを敷いてたっぷり加水し、シェルター用に樹皮を配しました。今回急の入手で充分な準備をしていなかったのですが、これに腐葉土や朽ち木を追加して飼育環境を整えてやる予定です。