1_萌萌虫雑記帳.png

クマワラジムシ

2019/02/10


 最近はペット等脚類がすっかり定着し、クマワラジムシもオレンジクマワラジムシと称するアルビノ品種が人気を博しています。逆に品種改良前の原種が入手困難です。コーンスネークやヒョウモントカゲモドキのような現象が、ワラジムシにも当てはまるというわけです。

1

 そうした中、100匹以上というまとまった数がネットオークションに出品されていたので落札しました。出品者はおそらく餌虫として扱っていたと思います。野生のクマワラジムシはなかなか見つけられないので市販のものが見つかってよかったです。

2

 ワラジムシよりも体高があり大きめですが、動きはひじょうに活発です。すでに飼育中のオレンジクマワラジムシもそれは同じです。

3

 小型のフナムシといった風情ですね。フナムシは同じ等脚類でもさらに肢が長くて動きが恐ろしく俊敏です。体ももっと大きいですし。

4

 送られてきた状況は、加湿した腐葉土に入れられていましたが、危険と思われるほど湿度過多で、腐葉土はひじょうに細かくなり、泥のようになりつつありました。これはワラジムシたちに充分に咀嚼されたせいでしょう。
 腐葉土の中に木のチップが混在していました。腐葉土にチップを混ぜた状態を飼育環境とする管理方法はネット上でもよく見かけます。チップはワラジムシの足場になると思われます。

5

 腹面図。歩脚はかなり立派で、高い運動性能を示しています。

6

 色合いには個体差が見受けられますが、ワラジムシほどバラエティではありません。

7

 写真の左上の個体では、かなり明るい色合いになっていますね。こういうのばかり選別して固定したら、オレンジワラジムシとはまた趣のちがう品種ができそうです。さしずめハイポメラにスティックといったところでしょうか。

8

 飼育環境は、うちで飼育中の他の等脚類と同じにします。送られてきたときと同じように腐葉土にバークチップを混ぜる方法でも良いのでしょうが、ケージ内の湿度に高低を付ける方がよいと思われます。

9

 しばらくすると、もっとも乾いた場所(最上部の樹皮の裏側)に移動してくる個体が増えました。やはりずっと湿度過多のなかにいるのはつらいのでしょう。

0

 100越えとなると、用意した15cmのプラケースでは長期的な飼育は難しいかもしれません。これ以上増えなければ問題ないかもですが、腐葉土の劣化や糞による汚れも早く進むでしょうし、もう少し大きめのケージの方が管理が楽でしょう。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM