イッスンムカデ3
2019/02/17
筆者のムカデ飼育経験の中で、この虫はひじょうに順調に飼育できています。なぜだか筆者はムカデを長生きさせることができません。家の中で捕まえたトビズムカデには3回ほど逃げられていますし。今も温室のどこかにいるかもです。
本種はオオムカデ目の中でも極めて小さな虫です。筆者がこれまで飼育を手掛けたものよりもかなり多湿にしていますが、ダニにやられることもなく、繁殖も順調です。
うちで生まれた子たちもずいぶん大きくなりました。成虫と比較しても8割ていどの長さになりましたが、いまだに白い体をしています。これだけ大きくなればそろそろ色が濃くなってもよさそうなのに。
この子はまだ少し小さいですね。繁殖は数度に渡り、いろんなサイズの幼虫がいます。
もしかしてアルビノ? そう思うと目も赤い気がしてきます。
ただ、うちで生まれた子たちは現在のところすべて白いままなので、2世がすべてアルビノになるというのも考えにくいと思います。もう少し成長を見守るしかありませんね。
エサはレッドロートと昆虫ゼリーを与えていますが、頭をつぶさずに入れておくとレッドローチは長く生きていますから、もしかすると昆虫ゼリー(高タンパクのものを使用)だけでも順調に育つのかもしれません。