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進化のしくみ

 生物は、遺伝子レベルでとどまることなく変わり続けて行く存在です。身近な動植物や私たち人間自身を観察しても変わって行く様子は見えませんが、遺伝子レベルでは世代交代の度に変わり続けています。
 ヒトは、たかだか300万年〜200万年ほど前に、類人猿と同じ祖先から分化したのだそうです。まだひじょうに若いこの"種"は、形質や生態も未完成なところが多い過渡的な存在で、かなり急速に変わり続けています。わずか数十年前の人間と現代人とでは、顔立ちも加齢の仕方もかなり変わって来ています。むかしに比べると現代人はずいぶん若々しくなりましたし、男性の女性化が進んでいます。それに心身共に未成熟の時間が長くなりました。
 これらヒトの変化については別項で詳しく述べるとして、今は生物の進化のしくみの話しです。まず生物は変わり続ける存在であり、長い長い時代を経て、やがて別の種になります。そして進化に逆行はありません。ヒトが猿の祖先に戻ることはないのです。退化ということばがあって、使わなくなった器官が衰退したり失われるようなこと言いますが、この退化も進化の逆戻りではありません。進化して発達した器官が元の未発達な状態に逆戻りするわけではないのです。
 生物とは、けして逆戻りすることなく変わり続ける存在である。ということになります。
 そしてこの進化(逆戻りしない変化)を支えているのが、遺伝子レベルの進化なわけですが、実際にそれがどのような仕組みで行なわれているのかは、不可解な謎に包まれています。
 生物の進化は、長い長い歳月の間に、より環境に適応した、より強く高等な種へと進んでゆくように見えますが、そのように変化するようなシステムが遺伝子の中に存在するのでしょうか? それともたまたま偶発的に生じる変化のうち、たまたま有利な形質だけが生き残って、その積み重ねが進化につながっているのでしょうか。
 専門書等には、遺伝子が能動的に進化を推し進めるようなシステムの存在について、これを肯定するようなことはほとんど書かれていませんが、筆者はむかしから進化がきわめて能動的な機構によって推し進められていることを疑っています。偶然の積み重ねだけでは進化の歴史とそこに起こった数々のドラマを説明できないと思うんですね。
 なので筆者は、生物とは遺伝子レベルで常に能動的に変わり続け、長い時間をかけてとどまることなく進化し続ける存在であると結論づけています。そう結論づける根拠について、次項より順を追ってみてゆきましょう。

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