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クマワラジムシ2

2019/03/10


 飼育開始から1ヶ月。日本でも帰化動物として定着している野生のクマワラジムシです。飼育開始時から個体数も多く成熟した成虫もたくさんいたので、すぐに繁殖が始まりました。業界言葉でいうところの即ブリってやつですね。

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 長い尾肢を持つ成熟したオスです。

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 腐葉土の劣化が激しいので新しいものと交換します。左が劣化した状態。クマワラジムシがせっせと食べた後の腐葉土です。

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 容器も大きなものに変更です。過密飼育でも問題ないと言えども、長期飼育を目指すなら過剰な過密は避けた方がよいですね。15cmプラケースから30cmのフラットケースに変更しましたが、繁殖が進めばこれでもすぐに手狭になってしまいます。

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 孵化直後の幼虫。腐葉土の交換時には、こいつを確保するのが大変です。

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 朽ち木にくっついているものは良いですが、腐葉土上にいる幼虫は小さなスプーンですくい取ります。白くてよく目立つのが救いです。

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 木片にくっついているメスたち。かなりの割合で体色の明るいものがいます。写真の3頭はそれぞれ色合いが異なりますね。そして矢印のところに孵化直後の幼虫が。

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 小さな幼虫は真っ白で、一見してシロワラジムシと区別がつきません。

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 幼虫たちはダンゴムシの孵化子ともひじょうに良く似ています。

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 筆者の撮影テクニックがもっとマシだったら、孵化子でも本種と判る絵が得られるでしょう。この写真はその中でもマシな方で、なんとかワラジムシと判りますね。背中の筋状に黒ずんだ部分がないのは、まだ何も食べていないからです。

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 ケージの通気性が良いせいで、腐葉土が乾いてくると、こうして腐葉土上にも群れを成します。それぞれ少しずつ色がちがいます。それと、メスが目立ちます。中央の大きな個体は尾肢が長くオスと判ります。

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 ひじょうに色が黒っぽい個体を発見。この色合いはもはやオカダンゴムシ的です。メラニン色素過剰?

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 3月になると、幼虫の数がどんどん増えてまいりました。

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 腐葉土上に群れている幼虫たち。次々と生まれてきますよ。

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 ワラジムシの仲間とダンゴムシの仲間とでは、前者の方が飼育繁殖とも容易であるように思います。わけてもクマワラジムシの仲間は繁殖力も旺盛で長く飼える虫です。同時に飼育中のダルメシアンオオワラジムシもクマワラジの仲間で、筆者のところでも繁殖が始まっています。
 等脚類に詳しい某専門家によると、ワラジとダンゴで飼いやすさに差があるとは感じたことがないとのことでした。専門家はより適切な飼育ノウハウを確立しているのでしょうね。

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