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ダルメシアンオオワラジムシ2

2019/03/14


 多くのショップ等で、ダルメシアンオオワラジムシの名で通っていますが、たまにダルメシアンクマワラジムシとしているところがあります。本種はクマワラジムシの改良品種らしいので、後者の呼び方が正しい気もします。ただし、筆者がお話しを聞いた専門家によると、日本にも住んでいるクマワラジムシとはまた別のクマワラジムシを原種としているのだろうとのことでした。

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 1月中旬に大きめのケージに新たな飼育環境を仕立ててやりました。筆者は足場またはシェルターとしてクワガタムシの繁殖に用いる朽ち木を入れていますが、これを食べている様子はありません。ただしもっと古くなってボロボロになったものを庭に放っておくと、ワラジムシやダンゴムシがわきます。

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 エサです。熱帯魚用のフレークフードと、白い粉は新ビオフェルミンの顆粒タイプです。ビオフェルミンは某ショップで教わりました。

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 数日後、熱帯魚のエサは綺麗になくなりましたが、ビオフェルミンはあまり食べていません。次にバナナとドッグフードを与えてみたところ、ドッグフードはよく食べましたが、バナナはお好みではなかったようです。

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 朽ち木に残っている多数の糞。朽ち木はエサとしては役に立たないものの、ワラジムシたちの居場所としては好まれているようです。

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 樹皮の裏側に群れているところ。多湿な腐葉土よりも乾いた場所が好きなようです。

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 同種間で身を寄せ合うことを不快としない虫は大量飼育にも向いています。

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 多湿は好まないと言えども、腐葉土は主食でもあるので、腐葉土の上にいたり浅く潜り込んでいたりするのもよく見かけます。

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 1月下旬頃から繁殖が始まりました。現在はそこそこ育った幼虫もいます。

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 樹皮の裏側にいるのはたいてい成虫で、幼虫たちは腐葉土上にいることが多いです。

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 成虫オスと生後間もない幼虫。

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 3月に入って新たに生まれてくる子がどんどん増えています。幼虫は白くて透明で、一見すると多種と区別がつきません。

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 腐葉土上の幼虫たち。たくさん食べて大きくなってください。

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