パークチョンネッタイコシビロダンゴムシ2
2019/03/24
昨年末から飼い始めたダンゴムシですが、飼育状況はおおむね良好です。そして他の等脚類と同様、1月以降はうちのやり方に変えています。それまでは入手した時の状態すなわち単に腐葉土で飼っていました。
まず昆虫マットを敷き、充分に加水し、その上に腐葉土を2〜3cmていど敷き、さらにその上に足場となる朽ち木片を乗せます。
最後に樹皮を被せて飼育セットは完成です。
本種は土中に潜る習性はほとんどないと思われますが、新しい飼育環境になってからも腐葉土上にいることが多かったです。ということは高湿度好みなのでしょうか。
樹皮や木片を取り除くと、腐葉土上に本種を発見できます。よく見ると糞も腐葉土上にチラホラ見えます。
2月中旬以降になると、幼虫の姿が見られるようになりました。数は少ないですが繁殖が始まっています。
幼虫も成虫と同様腐葉土上を歩き回っています。写真中右側に幼虫がいます。
樹皮の裏側にくっついている成虫。腐葉土の中が好きならば、木片や樹皮は無駄と思われるかもですが、それらの下に潜り込むのが好きですし、水分の蒸発を防ぐのにも効果があるので、引き続き使用します。