スズラン6
2019/05/21
毎年アジサイに日照権を奪われている可哀そうなスズランに快適な場を提供しようと昨年秋に一部の根を別の場所に移植したのですが、結果は失敗でした。うちのスズランは相も変わらずアジサイと競存中です。
写真中ど真ん中を占めているのがアジサイ。左端と右端にスズランが見えます。もともとアジサイが左端、その右側にスズランが育っていたのですが、どういうわけか、アジサイがだんだん中央に寄ってきて、スズランが左右に分かれるようになりました。アジサイは毎年秋にバッサリと刈ってしまいますが、その影響で移動したんですかね。
以上気象で5月半ばになっても寒い日が多かったですが、スズランは5月上旬から咲き始めました。これは花壇からはみ出して芽吹いています。
花壇の左側のスズランたち。
今年は花が少なめでした。アジサイの成長が遅く、充分に日光浴できたと思うのですが、寒かったせいでしょうか。
去年の秋に根を移植したエリアは、このようにヨモギに覆われ、スズランは芽吹くことがありませんでした。ヨモギは他を寄せ付けないアレロパシーを有しているのでしょうか。アレロパシーとは周りの他の植物の成長を抑制したり、逆に引き寄せたりする物質を分泌する性質のことです。
スズランが芽吹かなかったのがアレロパシーによるものなのか、移植が失敗で枯死してしまったのかは不明(たぶん後者)ですが、ヨモギがアレロパシー能力を持っていることはまちがいありません。