コガネグモ2
2019/05/29
腹部のバンド模様が鮮烈な、あまりにも有名なクモですが、幼体を目にするのは初めてで、最初は何か判りませんでした。3年ほど前に飼育したことがあるというのに。虫の達人の さっちゃんさん に教えてもらって判明しました。
生き物仲間の なまものがかり さんが奈良で採集したものです。写真だと大きさが判らないですが、頭胴長で10mmていどの可愛らしい幼体です。2頭います。
コガネグモは大きな巣網を張りますから、飼育するにはひじょうに大きなスペースが要ります。小さなケージに閉じ込めて水とエサを与える飼い方もあるようですが、容易ではなさそうです。
そこで、いささか乱暴ですが、飼育動物を管理している温室内に放ち、自力で生きて行ってもらうことにします。以前にオオジョロウグモを同じようにしてしばらく放し飼いにしていたことがあります。
コガネグモは身近な虫だと言われていますが、筆者はお目にかかったことがひじょうに少ないです。子供の頃に淀川の堤防あたりで見かけた覚えがあるような気がするのですが、記憶は不確かです。筆者が日常的とも言えるほど目にするクモは、ジョロウグモです。うちの庭に出現したこともあります。実際のところ生息状況はどうなっているのでしょう。どっちが多いんでしょう。
コガネグモについて検索していてこちらのサイトにたどりつきました。
実は私、鹿児島県在住で毎年このコガネグモを飼育している者です。過去の記事で触れられていたクモを戦わせる行事に参加しています。
普段はクモに巣を張らせて生きた昆虫を与えているのですが、筆者さんは飼育ケースの中で飼育した経験がおありということで驚いております。
突然ですみませんが、もしよろしければその際与えていた餌などを教えていただけないでしょうか?