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サキシマヒラタクワガタ

2019/06/13


 ヒラタクワガタの原亜種は東南アジアに生息しますが、日本には固有亜種がいくつか生息し、とくに九州から沖縄にかけては多数の亜種が生息しています。筆者も以前にこの南方亜種のうち4亜種を飼ったことがありますが、飼育繁殖とも容易でした。一部の幼虫は冬場を加温せずに常温で管理しておりましたが、羽化が遅れるものの生育に問題はありませんでした。リュウキュウツヤハナムグリ等と共に、放虫すれば本州でも容易に野生化するようです。
 今回は、石垣島で採集したペアをいただきました。これで南方亜種5種目の飼育となります。

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 オスです。全長70mmていど。サキシマヒラタは日本の亜種の中では最も大きくなり、全長が80mmを越えるものも少なくないそうです。それゆえにマニアの間でも人気があり、心ないマニアによる放虫で本種でも野生化しているとも言われています。

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 ヒラタクワガタは、オオクワガタに比べると印象が地味ですが、サイズ的には負けておらず、東南アジアの亜種の中には10cm越えになるものもいて、それはオオクワガタの日本および中国の亜種をはるかに凌駕します。

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 このオスは、採集者が管理している間に死去してしまい、参考までに死骸を送っていただいたものです。

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 メスです。この方は元気にご存命です。採集者が上記のオスとの交尾を確認しています。

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 とりあえず腹面図。ダニもついてなくて綺麗ですね。大顎もすり減ってないので若いメスだと思われます。

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 加水した朽ち木をマットに埋め込み、産卵セットを仕立てました。ヒラタクワガタに関しては、マットのみでも産卵すると思われますが、手元にホダ木があったので使用します。

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 今回、ご存知 月夜野ファームのキノコマットを初めて使用してみます。このマットは使っているうちに表面に白い菌糸が目立ってくることが多く、そうなると見た目があまりよくないのですが、孵化した幼虫のご馳走としては良質のようです。
 以前は幼虫の飼育に菌糸ビンを使用しましたが、今回はキノコマットのみで育てたいと思います。繁殖に成功すればの話しですけど。

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