アズキガイ2
2019/06/18
飼育を開始して5週間あまりが経過しました。とくに変わりはありません。ダンゴムシやワラジムシのように腐葉土を食べているのかどうかもよく判りませんし。等脚類の場合は腐葉土の劣化が進むので消費されているのが判るのですが、貝の場合はそうした変化が顕著ではないんですよね。本種の場合小さなケージにたくさんの個体数を収容しているのにそんなそんな感じです。
容器のフタの裏にくっついているところ。飼育環境が乾燥してくると、こんな感じでフタにくっついてじっとしていることが多いようです。
たっぷりと加水したティッシュを入れてやりました。某キセルガイの名人によりますと、ティッシュは陸棲巻き貝たちの餌にもなるということです。ティッシュはケージナイの湿度を保つのにも有効です。
カトルボーン(コウイカの殻の名残)はよく食べています。表面がガタガタになっているのは食痕です。糞もたくさん見えます。
ティッシュを入れてやって数日後、ティッシュが茶色くなり糞がたくさん付いています。ティッシュを食べているのでしょうか。
今年は現在も気温が低く巻き貝の飼育には理想的です。多湿にしてもケージ内が蒸れる心配がないので、湿度をかなり高めにしています。多湿の方が活発に活動します。同じ陸棲軟体動物でもナメクジの場合はここまで多湿にするのは危険です。ナメクジよりも飼いやすいですね。