1_萌萌虫雑記帳.png

人間界と自分

2014/03/15


 本項で言いたいことは、人間界と自分との関わりとかそういうことではありません。当雑記帳に「ヒト」という章題を加えて間もなく、その章を人間社会全般のことと自分自身のこととに分けて記述した方がいいな、なんて思って「人間界」と「自分」という細目を設けてみたものの、記述を進めて行くうちに、そのカテゴライズが筆者の中で不明瞭なものになりつつあるという、言わば愚痴めいたことを言いたくなった次第なのですよ。なので、ここで述べることはくだらない内容なので、読んでもらわなくていいかな、なんて考えています。だったら書くなよってもんですが、ものを書くというのには、人に読んでもらうことと共に自分自身のために書くこととの二面性があると思うのですよ。言わば本項は、筆者のための覚え書です。
 「人間界」では、社会性を持つ人間という動物の観察、「自分」では、筆者個人を人という動物のサンプルとしての観察、そんなふうにカテゴライズして書き進めればいいじゃろう、と当初は単純に考えていたんですね。ところが、書き進め項目を増やして行くにつれて、その区別がどんどん曖昧になってきたわけです。
 たとえばですね「質的人員と量的人員」の項では、人間社会におけるチームやグループといった団体行動では、必ずその中心となる質的人員と、あまり機能していない頭数だけの量的人員が発生するものなんだよ、という観察結果を書きたかったのですが、個々の人間の中にその両方の性質があって、人は誰しもある団体の中では中心的役割を担うけれど、別の団体では頭数だけの構成人員に成り下がってしまうという二面性を持つことに言及しました。質的人員と量的人員の考え方は、筆者の経験や他の人との意見交換の中で生じた人間観察の結果なのですが、そこから先の個人の中に質量両方の性格が存在するというのは、じつは筆者個人の考えなんですね。つまり筆者はそうだという主観に基づいて述べているわけです。他の人との意見交換では、団体行動というものはその中の一部の人間だけが機能していて、対外的に一致団結して頑張ってますみたいに見せかけているだけだ、という見解で一致しました。だから、質的人員になるよう頑張りましょう、みたいな話しをよくしました。ところが自分に置き換えて考えてみると、人間というものは置かれた立場によってそれを使い分けるものなんだと気づいたのです。それはじつは筆者自身はそうだって話しなんですね。そうなると、この項を人間界概観として書いて良かったのか、自分観察として書くべきだったのか判らなくなっちまって、なんかカテゴライズそのものに疑問を持ってしまうという不甲斐ない自体が発生したわけですよ。
 そうやって見てみると、他の項目も同様に、どっちでもいいんじゃね、というようなことになってきて……。カテゴライズというものは、物事を分類して分かりやすくするのにひじょうに有効ですが、時としてそれが思考の障壁になっちまうものなのかな、なんて思えてきて、カテゴライズ=障壁という発想が、人間界に内包されたものなのか、筆者個人の見解なのかも判らなくなってしまい、頭の中がグダグダになって、ボヤきたくなった結果、本項が生じたという次第なのです。いかがです? くだらないどうでもいいような話しでしょ? 読んでくださった方には空しい思いをさせてしまいました。
 虫さんの章で、ゴキブリ10連発やアリンコの話題が庭虫で、カミキリムシやカマキリが雑虫ってどういうこと、って思われた読者もあるでしょう。筆者が定義するところの庭虫が飼育動物で、雑虫が用もないのに出くわした虫だとするなら、アリとカマキリの差ってなに? と首を傾げたくなりますよね。そもそも庭虫と雑虫のカテゴライズに意味あったのかよ、と言いたくなりません? ちなみに同じカマキリでも、ハナカマキリは庭虫として記述していますし、庭虫として記述したオオクワガタの話題もそもそもは家の近所でそれを拾ったことが記述のきっかけなので、最初は雑虫に入れるつもりだったのですが、後半から以前の飼育記録を引っ張りだして来たので、庭虫にしました。以前に飼っていたオオクワガタは、野生採集個体ではなく、ペットとして飼育繁殖していたものを譲り受けたものでした。
 筆者の定義では、庭虫は飼育動物としての虫、雑虫はたまたま出くわした虫といった感じで記述しています。雑虫であっても短期間でも飼育したりしていますので、庭虫とカテゴライズして支障はありません。すでに雑虫として記述した虫を、次の機会に長期飼育し繁殖も手がけたとしたら、それは庭虫として記述するかもです。同じ虫なのに。最初は、一般的にペットとして名が通っていたり、子供やマニアが飼育動物として飼うことが一般的なものを庭虫、それ以外を雑虫というふうに定義しようと考えていたのですが、そもそも一般的な見方というものも不変ではないわけです。だったらそれに対する配慮もあまり意味のないことだと思うようになりました。けっきょくのところ、筆者のその虫に対する姿勢で適当に分類している感じになっています。そして庭虫にしろ雑虫にせよ、有毒で取り扱い注意なものは毒虫としました。毒虫の中にもひじょうに安全なものもいるのですが、そこは一般的な見方に準ずるようにしています。ヤエヤマサソリのどこが危険やねん、刺されて毒の被害にあう方が難しいわ、なんて主張はマニアにしか通じませんからね。
 虫さんの章のカテゴライズは、自分でけっこう気に入っているので、今後も変えないと思います、たぶん。それに虫はあまりに分類が複雑なので、爬虫類のようにヘビ、トカゲといった分け方をするとキリがないですしね。
 前述に戻りますが、カテゴライズというものは、物事を分類して分かりやすくするのにひじょうに有効ですが、時としてそれが思考の障壁になっちまうものなんですよ。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引

目次
無脊椎 等脚類 クモ サソリ
多足類 無翅類 直翅類 半翅類
膜翅類 鱗翅類 鞘翅類 コガネ
クワガタ 魚類 両生類 カメ
トカゲ ヘビ 鳥類 哺乳類 絶滅
庭草 雑草 高山 飼育 ヒト
□ 飼育動物データ


  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg




つTw.jpg
★ 2019年5月からツイッター始めました。





recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM