ツバメ6
2019/07/19
ツバメは子育てのシーズンは筆者にとって日常的に目にする野鳥ですが、人里と共にあるシナントロープゆえ、野山に彼らを求めるのは愚行です。うちのご近所のツバメたちはそろそろ子育てを終えた頃ですが、先日北陸自動車道のICで、まだ子育て中のツバメを見つけました。
電線に止まっているヒナですが、もう独り立ちできそうに思えるものの、尾羽が何だか変です。途中で切れているように見えます。
電線上で飛び立つこともできずにバタバタしているところへ、親鳥が近づいてきました。母親は巣を離れてしまったヒナの巣外育児を続けていたのでしょうか。
なんとも危なっかしいですね。この子はなぜこんなところに来てしまったのでしょう。カラスにでも襲われ、命拾いしたものの受傷して落下し、たまたま電線上にたどり着いたのでしょうか。
親鳥は巣にも向かいました。まだ育児中のヒナが残っているようです。ヒナたちが顔を出しているところも見ましたが、撮った写真がすべて悲惨な手振れで掲載できませんでした。
ICの周りは豊かな自然ですが、そこは虫を狩る猟場であって、育児はやはり人がたくさんいる環境が安心できるようですね。