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クロナガアリ2

2014/03/20


 飼育中のクロナガアリの続報です。植物の小さな種を主食とし、秋に収穫すると翌年の秋まで巣に引きこもって暮らすという変わり者ですが、飼育下では冬でもけっこう活動するようです。もともと他のアリに比べると動きが緩慢なので、あまり活発に動き回っているようには見えませんが、収穫した種を選別したり、部屋の移動をしたりといった行動が見られます。



 上の写真は、2月24日の様子です。女王様が3頭とも写っています。使用している飼育ケースは、「ありんこすぽっと」さんが設計制作したプラスティック製のもので、小部屋が横に3個×2段の6室になっていますが、上段左の餌場につながっている部屋を女王の間にしています。餌場を巣の外と定義すると、いちばん外に近い部屋です。ここに食料の種もストックしています。



 次に左どなりの室を見てみます。ひとつ奥の部屋ですね。ここにはメヒシバの皮と、カゼクサの種が少々置いてあります。さらに右に通じる通路にはメヒシバの皮がつめこんであります。これは何でしょう。右の室から外敵でも侵入すると思っているのでしょうか。それとも皮を捨てているつもりでしょうか。働きアリも1頭しか見当たりません。



 今度は、女王の間から下に続く部屋です。通路にゴミが投棄されているためにここへ来るための通路が狭くなってしまっています。ここには飲み水を用意してあるんですが。写真では判りにくいですが、白い綿状のものが判りますか? 熱帯魚のフィルターに使うウールマットを小さく切って水を含ませています。「ありんこすぽっと」さんによると、飼育セット全体が加水したマットの上に乗っかっているので、別途に飲み水を用意することは不用とのことですが、筆者がこの飼育ケースを収容している温室は、今の季節電気ストーブで加温してたいへん乾燥しているので、念のために飲み水を用意してやっています。利用しているのかどうかは不明ですけど。



 再び女王の間に戻って、2日後の2月26日の様子。接写が苦手なデジカメなので綺麗なアリンコが撮れませんが、左にいる働きアリの上のところに数個の卵が見えませんか? 飼育を開始して20日ばかりでようやく産卵が確認できたって感じです。



 さらに2日後、女王の間がひとつ左に移動していました。3頭の女王たちは上段中央の部屋に移り、植物の種もそこに運び込まれています。これまで使われていなかった上段右の部屋と、下段中央の部屋にもアリたちが入った形跡が伺えます。



 ほんと、ピントが甘い写真で申し訳ないのですが、今一度女王の間のクローズアップ。卵の数が増えてます。3頭の女王はカゼクサの種をマットにでもするかのようにその上に乗っかっており、卵はケースの底にじかに置かれています。卵を取り囲むように植物の種が積んであります。
 働きアリの数がまだひじょうに少ないのに、けっこうまめに働いている感じです。えらいです。最近は、餌場に爬虫類用の乾燥フードを置いてやってもほとんど食べません。種のストックだけで満足しているのでしょうか。乾燥フードをもっともよく食べたのは、結露によってフードが水でふやけた時でした。加水してやった方が食べるのでしょうか。


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