ハナダカダンゴムシ4
2019/08/22
ニシキオオワラジムシと同居させてからかなりの月日になります。あの大型で繁殖力も旺盛なワラジムシと対等に暮らしてゆけるのか、ちょっと不安はあったのですが、小型とは言え繁殖力では負けていないので大丈夫だろうと思って同居させました。結果は良好です。
一見するとオカダンゴムシとあまり差異がないように見えますが、ダンゴムシに精通している人にとっては見間違えることはありませんよね。本種の方が総じて明るい色をしており、独特の模様があります、あまり目立ちませんけど。
このケージにはモンテネグロダンゴムシも棲んでいます。この美しいダンゴムシとも仲良くやっているようです。写真の小さな個体はほぼ本種の幼虫たちです。
成虫や充分に育った幼虫たちは、異種入り乱れて歩き回っています。
アーチ型の足場の裏側にも。なかなかカラフルですね。
幼虫のズームアップ。この虫も多種と同様、幼虫たちは白っぽいです。
流木の裏側、この辺りは本種が独占しています。厳密には、トビムシと一緒にここを占めています。
これは本種の幼虫たちの集落です。写真の一番上中央に1頭だけニシキオオワラジムシの幼虫がいますけど。
本種はトビムシと相性が良いのでしょうか。トビムシがたくさんわいているここには本種の姿しか見えませんね。
なんにしても他のダンゴムシたちとの同居は上手くいっています。現在、数では本種が他を圧倒しているほどです。