1_萌萌虫雑記帳.png

リュウキュウオオハナムグリ2

2019/08/23


 悲劇です。先日の台風で本種を飼っているケージが水没しました。雨は避けていたつもりだったのですが、風向きで徐々に流れ込んでいたようです。すぐとなりに置いてあったリュウキュウツヤハナッムグリの方は無事だったのですが、より貴重な本種の方がやられてしまいました。
 変則勤務で毎日きちっと帰れるわけではないので発見が遅れたのですが、台風直後に発見していてもすでに手遅れだったでしょう。

1

 飼育中の10頭の成虫たちは、すべて地表に逃れ足場などにつかまっていて全員無事でした。

2

 何事もなかったように元気にしています。しかしながらマットの中では繁殖が始まっており、幼虫たちが全滅してしまいました。水没したマットの中や表面は多数の幼虫の死骸がありました。早いものではすでに終令にまで育っているものもありました。これらが生きていたら多数の繁殖個体が得られたのですが、残念です。

3

 成虫たちは、マットを交換して新たなケージを仕立ててやりました。幼虫たちがすでに終令にまで育っているこの時期、今から新たに産卵することはもう期待できないでしょうね。
 お隣のケージのリュウキュウツヤハナッムグリもマットの中を外から見ただけでも幼虫の姿が確認できましたが、繁殖を終えた成虫たちの多くが死んでいます。これに比べると多数の子孫を残してなおいまだにすべての成虫が存命というのは、同じシロテンハナムグリ属の虫なのに大きな差です。
 筆者の経験では、同属のシラホシハナムグリは、繁殖に参加した後も生き続けたばかりか、9月末から10月初め頃になっても産卵し、秋からでも新たに幼虫が得られたので、本種も夏の繁殖を終えても死去する個体がいないので、これからでも繁殖が期待できるのではないかと、一縷の望みをいだいているような次第です。
 関東地方を中心に本州にも帰化しているリュウキュウツヤハナッムグリとちがって本種は入手が困難なので、ぜひ繁殖させたかったのですが。ひじょうに残念です。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg




つTw.jpg
★ 2019年5月からツイッター始めました。





recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM