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モンテネグロダンゴムシ11

2019/09/03


 かつでは地味な世界だった陸棲等脚類も、近年新たな種が次々と輸入されるようになり、興味が尽きることはないのですが、そうした中にあって初期に輸入されたにもかかわらず、本種の美しさを越える種はいまだに現れていない、そんな気がします。

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 ニシキワラジムシとの混成飼育を始めてもうずいぶんになりますが、はっきり言ってこれは失敗ですね。混成飼育ではやはり繁殖には至りませんでした。

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 もともとニシキワラジムシが数で本種を圧倒していたわけですが、そのことが充分に育った幼虫や成虫の生存を脅かすことはあまりなかったと思います。

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 しかしながら、生後間もない幼虫は、ニシキワラジムシに食べられてしまうのかもしれません。頑健で飼育下での繁殖も容易なことで知られる本種が、子を生じないわけがありませんし。

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 温厚な平和主義者に見える陸棲等脚類の世界にも競争はあるということでしょうか。

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 以前にキューバホソワラジムシと混成させていた頃には、本種が駆逐されることはありませんでしたし、ホソワラジの飼育繁殖にも問題はありませんでした。ただし、本種は繁殖には至りませんでした。

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 本種を飼い始めて長くなりますが、考えてみればうちでは満足な繁殖を得たことがありません。

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 まぁ、売って商売するわけじゃありませんから、どんどん増えてもしょうがないのですが。それでもどんどん増えるという状況は見ていて楽しいですし、長期的な飼育にもつながります。

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 3列に並ぶ星のうち中央の星が黄色い個体。これが基本なのですが、混成飼育を始めてからこれが減り、3列とも白星の個体が増えた気がします。これも衰退の証のような……。

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 ニシキワラジムシと仲良く並んでいると平和に暮らしているように見えるのですが。

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 こうして並んでいる姿は当たり前のように見られる光景です。

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 1ヶ月ほど前に、てこ入れとして本種を新たに追加しました。

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 しかし結果は惨敗でした。混成飼育状態では繁殖には至らず、成虫たちも数が減ってゆきました。

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 このケージには、もう1種、ハナダカダンゴムシがいます。ハナダカは他と比べて小型なのですが、繁殖力において他種を大きく引き離しています。ハナダカに関しては混成飼育で力を得ている感さえあります。もう爆発的な増え方です。
 で、結論として、現在うちで行なっている混成飼育のすべてを中止することにしました。どのケージでもいずれかの種が圧勝し、他種の衰退が見られます。
 ということで、今後は本種も単独(単一種の群れ)で飼うことにします。

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