パープルペリウィンクル
2014/04/01
2011年にたくさんのハーブを購入した際に、一緒に入手した植物です。ツル植物っぽかったので吊り鉢に植えて、垂れ下がればいいと思い、今の今までそうして来ました。入手した当初は、けっこう長い蔓(ツル)があったのですが早々に絶えてしまい、2年半くらい経つ今になっても一向に垂れ下がる様子はありませんし、長く伸長する蔓も見当たりません。まぁ、べつにいいんですけどね。

どんどん伸びて行くこともありませんが、丈夫で枯れることもなく、すっと上のような感じでした。真夏に数日水やりを忘れてすっかり干からびてしまったこともありましたが、加水すると復活しました。

今年の春、うちで迎えた3年目の春、ご覧のように新芽がたくさん芽吹き、急に勢いをましたのです。なにごと? 鉢も見えねぇし。
でもこのままでは、夏になったら干からびて雨でまた復活しての繰り返しなんだろうなぁ、と思い地植えを試みるきになりました。

鉢から引っこ抜くと、もはや土はほとんどなくなり鉢の中は根で埋めつくされていました。

シャベルで、ゲシッと半分に割り、片割れを鉢に戻して土を補給しました。

残りの片割れを地植えにしました。
じつはこの植物、たまたま偶然にも去年採ってきて植えた野草のツルニチニチソウと近縁の仲間で、同じような紫の花が咲くのだそうです。
蔓がたくさん伸長して地表を覆ってグランドカバーとかになるらしい。それ目的で本種を育てる人が多いのだそうです。
グランドカバーねぇ。確かにツルニチニチソウの採集地は地面が蔓でびっしり覆われていたなぁ。本種はツルニチニチソウほどの繁殖力はなく、増えすぎて困るようなことはないそうです。じゃあ、ツルニチニチソウは増えすぎて困るのかよ。今のうちに抜くか。
ところで、3回目の春を迎えた現在に至るまで、1度も花が咲いたことがありません。今年は例年になく新芽がドドーンと飛び出してきましたし、地植えにもしてみたので、もしかすると花を見られるかもです。