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爬虫類を飼う人たち

 爬虫類をはじめ、一般的に認知度の低い両生類や虫類を飼育する人とはどのような人種なのでしょう。同じ爬虫類や虫類でも、カメや昆虫は多くの子供たちに飼育され、一般家庭への持ち込みも普通に行なわれています。カエルや種々の水生動物もしかり。ところがヘビや大型のカエル、外国産のエキゾチックアニマルとなると、世間一般的に特別視されがちですよね。カメもヘビも同じ爬虫類なのに。
 ま、それはともかく、爬虫類や両生類を専門的に扱うショップに行って、どんな人が変な生き物を飼っているのかを見てみますと、いちばん多いのがやはりマニアックな人たちですかね。店員と専門用語でコアな話しをしていて、ちょっと近寄りがたい感じです。勇気を出して話しに加わってみると、大金をはたいて高価な動物を購入し、高価なケージに収容している話題や、どこそこのイベントに自家繁殖させた動物を出品したといった話題で満ちあふれています。
 筆者は、動物たちとの付き合いが長いにも関わらず、こうしたコアな話題や専門用語が好きじゃなくて、おおむね聞き役です。最新式の飼育用具とかについても勉強不足なので、マニアな人たちに教えてもらってます。
 マニアの多くは独身者であったり、自営業であったり、時間とお金に余裕があったり、同居人への気遣いが無用であったりと、珍獣を飼うのに恵まれた人たちですね。でも、筆者のように平凡なサラリーマンで妻子ある身であっても、もちろんマニアの仲間入りしたっていいんですよ。こういう世界では会社勤め以外のいろんな業種の人たちと仲良くなれて、視野が広がっていいです。
 男女比では男子が多いですが、女性も少なくないです。ヘビやタランチュラ(オオツチグモ)は女性にも大人気です。
 中には小中学生もまれにいたりします。子供だとあなどっていると、びっくりしてしまうほどマニアックな、小さな爬虫類博士もいます。
 他人を寄せ付けないような奇人変人は、筆者の経験ではほとんど見当たらず、多くの人が心優しい動物愛好家なので、これから爬虫類ショップデビューを考えている人も、その点は心配いらないと思います。
 筆者が人間関係でイヤになるのは、多くの人が、すぐに専門家ぶりたくなっちまうってこと。専門書やインターネットで得た知識を振りかざし、自称博士を気取るようになっちまうのには本当に閉口です。その受け売り知識にどれだけ騙されたことやら。やっぱ自分で飼育して確かめて、知識や情報を自分の力できちんと検証してから博士を自認して欲しいです。
 こんな考えだから、筆者はマニアたちがあまり尊ばないチンケな生き物ばかり飼って、彼らにあきれられているんですけどね。でも、低価格でありふれた動物でも、野生動物という点では同等じゃないか、って思うのですが……。
 マニアとして一流になるよりも、地道な研究家を目指したい、なんて筆者は思うのですよ。これって、負け惜しみなのでしょうけどね。

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