アルマジロオフィシナリス オレンジ
2019/10/13
先日参加した展示即売会 AWAKE で入手したコシビロダンゴムシの仲間です。すでにノーマル品種を飼育中ですが、今回入手したのはオレンジタイプ。筆者がアルビノと称しているものです。単にアルビノと言ってもオカダンゴムシのマジックポーションやダルメシアンオオワラジムシのように黒斑が出現する、なんともややこしいものもいるので、悩みます。それにグレーの等脚類がメラニン色素の欠損でオレンジ色になるというのも、考えてみればちょっと不思議です。でも、等脚類のオレンジ化はしばしば見られます。エビをゆでると赤くなるように、等脚類にも赤く発色する色素が内在しているのでしょう。
飼育中のキューバホソワラジムシやオレンジクマワラジムシと同様の色彩変異ですね。
各節の後縁が白くなり、節の区切りがはっきりしているところもノーマル品種と同じです。当たり前と言えばそうなんですけど。
せわしなく動く回るタイプではないので、危険を感じて丸くなると、いつまでもそうしています。地味だ。
この子は赤みが薄いですよ。テトラフィン(熱帯魚用フード)の赤色でも食べさせねば。
左側の個体は赤みが強いですね。右側の個体は、脱皮前でしょうか。
本種はひじょうに大きくなると聞いているのですが、うちで飼っているノーマルたちはなかなか大きくなりません。採餌もそれほど積極的ではないし、いつになったら立派な姿が見れることやら。
入手先は、様々な旬種の作出も手がけておられる新宿ホイホイロードさん。以前に彼から購入したユニオンネッタイコシビロダンゴムシがたくさん増えたうえ、赤みの強い個体に育ったので、それと物々交換しました。この子たちもぜひ繁殖にこぎつけたいものです。