キボシダンゴムシ3
2019/10/15
8月頃から徐々に増え始めましたが、秋からは繁殖の最盛期を迎えました。筆者の経験ではダンゴムシの仲間としては最大級の繁殖ぶりです。ワラジムシの仲間ではしばしば爆発的な繁殖を経験しましたけど。
生後間もない幼虫たち。クズの葉を葉脈だけにしてしまいました。こんな幼い幼虫が、すでに腐蝕に至っていない葉をバリバリ食べています。これもちょっと驚きです。
幼い幼虫は主に腐葉土を食べて育つと信じていた思いがゆらぎます。
成虫の群れにまじって樹皮の裏側で休息する子供たち。ひじょうに幼い幼虫の姿もあります。
この3頭の幼虫たちは、模様も現れてきており、すでに加令を終えていますね。自然発生したトビムシたちとも仲良くしています。
黄紋を持つオカダンゴムシとよく似ていますが、体色が淡く、ちがいは一目瞭然です。それにオカダンゴムシほど大きな個体変異が見られません。
こうして一般家庭でどんどん増えて、輸入物の等脚類も値が崩れてゆきます。