ツチイナゴ2
2019/10/30
数日前から、筆者の勤務する駅の構内をピョンピョン跳ねているやや大き目のバッタがいました。捕まえてブログの餌食にしてやろうかとも思ったのですが、このところ記事には事欠かないので見て見ぬふりをしていました。
10月19日、白人女性数名の集団に誘惑されてまたピョンピョンやりだしたので、女子たちがピーピー騒ぎ立てました。ジャパニーズ・グラスホッパーの1匹跳ねたくらいで何を大騒ぎすることがある。筆者はとっつかまえて差し出してやったのですが、虫嫌いは日本人に限ったことではないみたいですね。
ということで図らずも結局ブログのネタになってしまいました。
バッタなんて久しぶりだなぁ。思えば筆者はあまりバッタ類に関心を示さないなぁ。で、こいつ何者なんだろうと首をかしげることになりました。
ネットであれこれ検索して、ツマグロバッタにしては翅の先端がまったく黒くないし、マダラバッタにしては後肢に斑紋のかけらもないし。いずれかの変異かたなのかなぁなんて思いつつ、ブログに写真をアップしたところ、
ツチイナゴとの回答をいただきました。なんだ、ツチイナゴなら以前にここいらで見かけたことあるじゃんと、ブログの索引を探ってみますと、2015年初冬に記述してましたね。
ツイッターのレスポンスに、バッタかイナゴかどちら? との疑問が寄せられましたが、ぶっちゃけ分類上ではバッタとイナゴの別はないのではにでしょうか。ツマグロバッタはツマグロイナゴとも言いますし。
イナゴと言えば、田んぼのメインキャラの緑色のやつってイメージありますけどね。ハネナガイナゴとかコバネイナゴとか。彼ら以外はバッタでいいと思うんですが。
子供の頃は、野っ原でよくバッタを追いかけたものです。ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、クルマバッタ、ヒシバッタ、カワラバッタとう面々が良き隣人でした。あの頃はバッタは夏の虫のイメージがあったのですが、仕事にかまけて野に入らなくなった今では、秋から初冬にかけてバッタやキリギリス類を見かけることが多くなりました。
ちなみに、某ウィキペディアによると、本種ツチイナゴはイナゴ科、本種と同種かと見まがうマダラバッタはバッタ科とありました。これは納得できないですね。他のサイトでは、バッタ科の下にイナゴ亜科を置いていました。この場合本種はツチイナゴ亜科に属するとのことでした。