オカダンゴムシ アルビノ10
2019/11/11
8月にたくさんの幼虫が生まれたことをお伝えいたしましたが、その子たちも成長し、ケージ内はにぎやかなことこの上ない状況です。どうします? これ。こんなに増えて。
これだけのダンゴムシの集団というのは、自然界ではあまり目にすることもありませんが、天敵が存在せず充分な栄養を摂取できる飼育下ではご覧の通りです。
これが熱帯魚なら過密過ぎて水質を維持することもできない、あるいは魚たちがストレスで調子崩しそうなところですが、ダンゴムシたちは機嫌よくしているように見えます。
まぁ、ダンゴムシたちに聞いてみたわけではないのですが、環境が悪化しない限り彼らは過密状態で問題なさそうです。筆者の経験では個体数が少ない時の方が死滅しやすく、長期飼育が難しいような気もします。よく解りませんが。
クズの乾燥葉の消費状況は、個体数が多いわりには大したことないですね。乾燥葉については種類ごとによく食べるあまり食べないの差があるようです。
最近も新たに生まれてくる子がないわけではありませんが、夏ほどではありません。11月に入ってからは最低気温が10℃くらいまで下がることが多くなったので、温室内に暖房を使用しています。今年は等脚類がたくさんいるので設定温度20℃、実際の飼育温度は15〜18℃といったところでしょう。温度を低めにするのは腐葉土の乾きすぎを防ぐためです。
これから春まで長い寒冷期間になりますが、生き物たちや生き物好きにとっては憂うつな季節ですね。