ヤマトシミ4
2019/11/17
ヤマトシミも飼い始めてもうだいぶ経ちますねぇ。旧家では今でも家の中で見かけることがあるのでしょうか。むかしはちょこちょこ見かけましたけどね。かつては書籍等を食い荒らす害虫としても知られていました。
飼育下では贅沢にも乾燥したペットフードをあれこれ与えたりもしますが、けっきょくのところティッシュが最高のご馳走であるようです。同時に飼育中のマダラシミよりもティッシュ嗜好が強い気がします。
緑の矢印はティッシュに残された食痕です。水色の矢印のところには小さな幼虫がいます。
これは、お食事中の幼虫ですね。シミたちはどれくらい加令すると成虫になるのでしょう。そもそも無変態の無翅類に成虫になるという概念があるのでしょうか。いや、ありますよね。生殖可能になれば成虫でしょう。でもシミ類は生きている限り脱皮を繰り返すと聞きます。個体の寿命がどれくらいかは存じませんので、生涯に何回脱皮するのかは判りませんが。
親子ショット。老いも若きもティッシュ大好きで、他のエサが不用なくらいです。他のエサを与えてもよく食べる時期と食べない時期があります。
虫愛好家にとって、ティッシュはなかなか重要です。他にもシロアリの主食としても重宝しますし、最近知ったのですが、キセルガイ等の陸棲巻貝もティッシュ大好きです。
むかし六甲山に行った折り、ハイカーが持ってきたティッシュをまりまり食ってるヤギを見かけましたが、箱でティッシュを持参するハイカーってどうなん? 虫はともかくヤギには栄養面で不安が大きいのでやめといた方が良いかと。顎も弱くなるでしょうし。