パオアベイ
2020/02/25
フグ目フグ科の淡水魚です。小型のフグの仲間には淡水性や汽水域のものがいたほらいますね。メコン川流域を中心に東南アジアに生息しています。甲殻類や貝類を食べていますが、小さな魚を食べることもあるようです。
飼育は容易ではないようで、日本ではニフレル(大阪)と海響館(山口)でのみ飼われているとのことです。
模様はやや地味ですが、興奮するとスポットがオレンジ色になるそうです。
テリトリー意識が強く、しばしば個体間の争いが生じるので、複数飼育も難しいようです。シェルターを多数設ける等の工夫が必要ですね。
ニフレルでは繁殖に成功しており、写真は少し育った稚魚たちです。
稚魚の間は争うこともないのでしょうが、性成熟するとこうはゆきません。
以前に某ショップで、オヤニラミの成魚を大量に1つの水槽に入れているのを見たことがありますが、ポピュレーションがあまりにも多くなるともはや闘争する気も起らくなるようです。本種にそれが通用するかどうかは解りませんが、別のショップではミドリフグを同じように大量管理していました。
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