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ムラサキケマン

2014/04/17


 筆者の家のある住宅地には、そこここに遊歩道があって、植え込みに様々な草木が植えてあります。季節ごとにいろんな花が咲いて綺麗なのですが、土あるところには雑草がつきもので、植え込みの世話をしている方には頭痛の種にして筆者にとっては恰好の観察対象が、それはそれは豊富です。ご近所を一巡するだけで雑草博士になれそうです。
 雑草と言えば、エノコログサやイヌビエ、ススキと言ったイネ科植物が目立ちますが、筆者のご近所のような山岳地では、それらはあまり多くありません。幼少の頃は平地の野原や堤防の草むらでイネ科の長葉と戯れたものですが、この辺りは平地とは少し植生がちがいますね。



 今回見つけた雑草は、かなりボリュームのある見事な花をつけていました。たいていの人が、モクレンの花が綺麗だ、なんて見上げているのに、筆者はその根元のヨモギみたいな葉を見つめていました。むむぅ、また知らない植物を見つけてしまった。



 紫の筒状の花が房状に並んで見事なこの植物は、ムラサキケマンというようです。初めて耳にする名称です。ヨモギあるいはミツバのような葉の形状から、キク科植物かと類推したのですが、ケマンソウ科として独立したグループに属するそうです。



 柔らかくてみずみずしい葉は、サラダになりそうですが、じつは有毒です。食べると、嘔吐や心臓麻痺、呼吸困難等の症状を引き起こすそうですよ。怖わっ。
 比較的高山寄りに棲息するウスバシロチョウ(アゲハチョウ科)の幼虫の食草です。有毒植物を食するなんて、たくましいチョウチョですね。
 ムラサキケマンは、山岳地の日陰を好んで棲息するようですが、今回見つけたところは、けっこう日が当たってました。ただ、両側が住宅になった広くない遊歩道なので、日照時間は長くないです。



 そして花を見つけてから数時後、花はそろそろ盛りを終え、ポツポツと実ができ始めました。マメ科植物のそれとよく似た鞘入りの種といった形状です。

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