ネブトクワガタ
2020/07/05
筆者にとってひじょうに懐かしい虫です。子供の頃に福井県勝山市の山中で見つけて以来ではないでしょうか。体長20mmていどかそれ以下のひじょうに小さなクワガタムシです。国産種でも10以上の亜種と、南方に近縁種がいるようです。南方の島々に多数の亜種を産する状況はヒラタクワガタと同じで、その中には30mmに達するものもあるそうです。
ペアです。チビのくせにオスはしっかりとした大顎を有しています。
今回入手した最大個体、22mmていどのオス。
オスの最小個体。大顎がひじょうに小さいですが、メスとはすぐに見分けがつきます。
とりあえずクワガタ用の産卵セットを仕立ててみました。以前にチビクワガタをこの方法で管理して繁殖に失敗していますから、今回もほとんど期待していません。
埋め込んだ産卵木が菌糸で白くなっています。
これとは別に、発酵マットのみのケージも仕立てました。いずれかのケージで卵が得られれば素晴らしいのですが、メスが2頭しかいないので望みは薄いかもです。
- 雑虫
- comments(0)
- -
- -