ハグロトンボ2
2020/08/03
筆者のイメージでは渓流の付近に棲むイメージがあるのですが、年に数回はうちやその近くでも飛んでいます。近くの河原辺りに生息地があるのでしょう。ひらひらと舞うように飛ぶ姿と、独特の黒い翅は、いじょうに特徴的なトンボですが、じっとしていないのでなかなかその姿を撮れません。
今回は、夜明けにまだ休んでいるところを見つけることができたので、そっと捕獲しました。写真は撮影のためにプラケースの中に立てかけて樹皮にとまらせたものです。
翅を開かせようとしてあれこれいじくってみたのですが、上手くゆきませんでした。
黒い翅はもとより、体の金属光沢も独特の美しさがあります。
肢には長い棘がずらりと並んでいます。優雅でか弱そうに見えても捕食者です。
肢はけっこう長く、こう見えてもかなりしっかりしています。小さな虫を狩るには充分な強さがあります。
撮影のあとは、庭の木に止まらせておきましたが、しばらくするとひらひらと飛んで行きました。
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