ヒメコガネ5
2020/08/03
かつては夜間照明の下で大群を成すこともあった本種も、最近は見なくなりました。筆者が子供の頃は、福井の田舎では、夜間に様々な変異型をそろえることができるほどいましたけどね。
本種やドウガネブイブイが減少したのには、おそらくアオドウガネの増加が関係しているのでしょう。あの美しい虫はむかしに比べると大幅に増えています。むかしは大変貴重でしたけどね。
現在は、ヒメコガネを見つけることの方が難しく、ましてや青色や赤みの強い色彩変異などなかなか得ることができません。
背面図。なんだか元気がありませんね。おかげで手振れもなくきれいに撮れました。
この比較図は、何が言いたいのかというと、見る角度や光の加減で色が変わるよという写真です。肉眼で見たほど写真では変化が顕著でなくて残念ですけど。照明の有無で撮り比べてみました。
むかしはわんさかいて、現在はあまり見られなくなったコガネムシは、本種やドウガネブイブイ意外には、マメコガネやセまだらコガネがいますね。これらは今も普通に見られる虫の範疇にはあると思いますが、むかしほど見かけることはなくなりました。マメコガネについてはむかしも生息地がかなり限定的でしたけど。
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