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ソバージュネコメガエル

2014/05/09


 カエルが苦手な筆者の限界への挑戦です。こいつは7〜8cmくらいあります。でかっ。かなりいかついです。これでもアマガエル科に属します。筆者がなんとか触ることに成功したのは、こいつが夜行性で昼間はじっとしていること、動作が緩慢で跳ねるような動きをほとんどしないこと、まろやかな丸みを帯びた体躯で、ゴツゴツした腰骨がないこと、ですかね。



 ずんぐりとした体躯に、夜行性に特化した目玉がよく目立ちます。明るい黄緑色もたいへんに美しいです。



 体側にそってくっきりとした白線があります。おしゃれっ。



 ニホンアマガエルは、腹面は白ですが、本種は腹面も緑色です。不規則な白いラインがあって、背面よりお腹の方が派手です。



 後ろ姿は、アマガエル的ですね。横から見るといかついです。日中は、薄めを開けたままこの体制で眠りこけています。



 夕方頃からモゾモゾと活動を開始します。けっこう物おじしない性格で、人の手から餌をもらうようになるのにそれほど時間がかかりません。ジャンボミルワームをピンセットでつまんで与えると、パクッと食いつくさまは、まぁ、可愛いかな。筆者はけっこうびびってますけど。



 明るさに応じて変化する虹彩の様子です。マブタもあります。目は突き出たり奥に引っ込んだりします。表情豊かだ。



 これはたぶんオス同士です。乗っかってる方は得意気ですが、乗られている方は不服そうな顔をしてますね。目が不機嫌です。なんか小さな声で、ブブブブとか言いながら追い払うわけでもなく、何時間も耐えていました。へんなの。



 夜です。お目目パッチリです。でも暗がりに合わせて体色は黒ずんでいます。



 大型の個体になると、背中にこぶ状の隆起が目立ち、目の上にも隆起が目立ちます。怖わっ。
 本種は体格の割には四肢が細長く、樹上をのっそりと移動します。ちいさなオランウータンみたいです。英名をワキシーモンキーフロッグ(蝋猿蛙)と言います。たしかにサルっぽいかもです。ワキシーの名は、本種が乾燥から身を守るために体液を分泌して、それを全身に塗りたくる即ちワックスがけすることに由来します。飼育下でも四肢を巧みに操ってボディにワックスがけする様子が見られます。
 南米の高山の乾燥地帯に棲息しているそうです。カエルとしてはかなり局地的な場所に特化したのでしょう。おかげでひじょうに個性的な生き物になりました。
 飼育環境にすっかり馴化した頃から、オスが大声で啼くようになり、家族の反対にあって手放すことになりました。啼くなよ。

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