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アメフクラガエル

2014/05/08


 アフリカ南部に棲息する地中性のカエルです。乾燥した環境に特化した動物ですが、乾燥から身を守るために日中は地中にいるようです。幼生は卵の中で変態し、小さなカエルになってから孵化するので、生涯を通じて水とは無縁の暮らしをしているようですね。ただ、雨が降ると地表に這い出してきて採餌すると聞いたことがあります。



 とても柔らかな手触りの、なんというか、これはモチですね。ぷにょぷにょです。四肢は短くてずんぐりとした体の下に隠れています。とてもじゃないが俊敏な動きは不可です。いいですね、跳ねないカエル。



 なんとなくいつも不機嫌な顔をしています。カエルとしては口が小さいので、大きな虫は食べられません。また、跳躍力のあるコオロギなんかも餌として不向きです。レッドローチが理想的ですね。柔らかいし跳ねないし潜らないし。



 四肢は短くても、潜るのは上手ですよ。体を膨らませて硬度を保ち、後ろ向きに地中にもぐってゆきます。飼育下では潜りやすい、柔らかくてさらさらの土を用意し、底の方に多湿の腐葉土などを敷くと良いようです。



 怒ってます。2頭が地表で遭遇して威嚇し合っているのでしょうか。ご当人たちはかなり激怒していますが、飼育者から見ると可愛いすぎます。



 本種を土なしで飼育するのは困難でしょう。精神的に落ち着かないでしょうし、湿度を適切に管理できません。残念ですが、厚く敷いた土を用意してやり、そこに潜らせておくしかありません。餌は動きの緩慢な生き虫を地表に這わせておくとよいです。乾燥地の生き物なので採餌もあまりしないのかと思いきや、馴れれば意外と食べてくれます。主に夜間ですが。採餌を観察しようとケージ内に雨を降らせたり、掘り起こして餌を追わせたりしましたが、なかなか上手くゆきません。
 クワガタムシの飼育と同じで、飼育者は、そいつがいるであろう土を眺めているしかありません。どうしても見たいときに時々掘り返してやるのは問題ないですが。

 このカエルも飼っていたのは10年前のことなのですが、当時はフクラガエルの名で通っていたような気がします。それは筆者の周囲の間だけの話しでしょうか。ただしくはアメフクラガエルみたいですね。

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