タイワンオオムカデ
2014/05/10
台湾には、でっかいムカデがいるものですね。20cmくらいありましたよ。これ以前に飼っていたソノラオオムカデもでっかかったなぁ。そのうち紹介しましょ。
ムカデも毒虫好きにはひじょうに人気がある動物で、ショップやネットでもよく見かけます。ただ、取り扱いには危険が伴います。獰猛ですからね。動きも早いですし。オオムカデの仲間はみんな獰猛ですね。飼育者の間でもサソリやタランチュラよりもはるかに危険な動物とされています。
オオムカデの仲間はみんな有毒です。噛まれると激痛とともに患部が腫れます。まぁそれだけなんですけど、患部はかなりのダメージを受けますから、治療せずに放っておくと、傷が悪化してえらいことになるかもしれませんから、病院に行った方が良いです。
この子は比較的おとなしい個体でしたね。飼育環境にもすぐに馴れて、落ち着きなく動き回ることもなくなりましたし。と言ってもハンドリングなんてもってのほかです。上の写真は送ってくださった方が提供してくれたものですが、無謀です。やばいです。
産卵しましたよ。飼育を始めてしばらくすると、たくさんの黄色い卵を抱いて守っていました。飼育環境にも馴れていたので、写真を撮らせてもらったのですが、この翌日には卵は跡形もなく消えていました。母親が卵を守る虫の中には、危険を感じると卵を食べてしまうものがけっこういます。これでは守らない方がましじゃないのかと思うんですけど。せっかく産んだ卵も母親による食卵で終わりです。残念ですね。こんど卵を見つけたら、親から隔離してやりましょうか。そうすると孵化率がさがるかもですが、食卵で全滅よりましですって。