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スペキオーサ・ジュッセリーニ
(スペキオーサツヤハナムグリ)

2014/05/13


 アフリカのブンブンが大人気な中で、この虫はトルコ出身のようです。去年の8月10日に孵化した幼虫を入手しました。採集先は無論ネットの海です。生後9ヶ月です。立派に成熟した終令幼虫ですね。8月生まれで冬を越えて現在に至るというのは、日本のカブトムシやハナムグリとほぼ同じです。トルコの気候がどのようなものか調べてみますと、温暖なイメージとは裏腹に夏場でも日本の本州ほどの高温にはならず、冬場は氷点下になるようなところが多いようです。温暖なエーゲ海地方でも冬場は10℃よりもかなり低くなるみたいです。と言うことは、日本の常温で飼育して冬は幼虫で越冬させることができるのかもしれません。年間サイクルは日本のコガネムシたちと同じと考えてよいでしょう。



 少し黄色みがかったしわのクッキリしたイモムシは、いかにも成熟した終令幼虫です。蛹化を迎えるのもそう遠くない感じです。



 送っていただいた状態は、10cm径ほどのプリンカップに5頭まとめて入っていましたが、これでは明らかに手狭なので、さっそく個別飼育に移すことにしましょう。地表では背面歩きが得意ですが、早々に地中に穿孔してしまうので、背面歩きをじっくり見たければ幼虫が穿孔できないところに置きます。ただしこれは幼虫にとって望ましいことではありませんが。



 ブリードした方にいただいた成虫の参考写真です。深みのある青緑色の光沢がシンプルにしてたいへん美しいですね。サイズや形態は日本のカナブンと同様、雌雄の差異も顕著にならないようです。和名ではスペキオーサツヤハナムグリとも言われます。

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