1_萌萌虫雑記帳.png

ポリフェムスオオツノカナブン2

2014/05/14


 このでっかいブンブンを飼うのも10年ぶりです。久しぶりに見てもやはりデカいですね。現在でも人気種で、ネット上にたくさん棲息しています。今回、見つけたオークションではオス2+メス3のブリブリセットという何とも魅力的なタイトルが掲げられてありました。
 虫の愛好家の方々がよく用いる用言です“ブリブリ”。この場合は多産を意味しますね。そりゃメスが3頭もいればブリブリでしょうよ、そうこうしているうちに産卵が始まって、あっというまにマットの中はイモムシだらけになっちまうでしょうよ。



 世界最大の甲虫と言われるゴライアスハナムグリによく似ています。美しさとオスの角状突起の大きさでは本種の方が勝っています。それにしてもなんでカナブンなんですかね、前にも言ったかもですが。どう見てもハナムグリじゃないですか。態度もかなり落ち着いてますし。



 今回送っていただいた個体は、オスの角がたいへん立派です。10年前のものも体格的には遜色なかったですが、もっと貧弱な角でした。オオクワガタのブリーディングでも、サイズはもとよりプロポーションを重視した育て方というのがあるそうで、本種に関してもそうしたコツというか飼育ノウハウが発達したのでしょうか。だとしたらすごいことですね。本種も人に飼われるようになったばかりの頃は、とにかく高栄養の餌をあてがえられて肥満傾向に陥っていたのでしょう。それから多くの愛好家たちの努力と人為淘汰で、次第にカッコイイ個体が作出されるようになったのかも知れません。ああ、これはあくまで想像ですよ。



 オスは見る角度によると牛みたいです。暴れ牛……って感じじゃないか、模様が綺麗ですからね。



 メスです。色彩的にはオスに劣っていません。体長も日本のカブトムシなんか「けっ」て感じですから、餌場でも向かうところ敵なしでしょう。



 ということで、ブリブリセットの全景です。1頭のメスの姿が見えませんが、マットの中に潜り込んでいます。称しているケージは、30cm長のフラットタイプのプラケースです。うちではブンブンの飼育にはたいていこれを使いますね。飛ぶ虫ではありますが、餌場が目と鼻の先にある飼育環境では飛び回ることもあまりないですし、高さのあるケージを使わなくても充分です。大量繁殖を目指すなら、深い入れ物にたっぷりマットを敷くのがいいと聞いたことがありますが、卵を採るだけならマットを多くする必要はないと思います。マットが少ないと卵を探すのもその分楽ですしね。
 一年ものの甲虫の飼育では、繁殖が常識みたいです。成虫の期間はせいぜい半年か8ヶ月ていどでしょう。繁殖を目指さなければ一時的なストックに終わります。今は良質のマットが市販されていて幼虫の飼育にも不安がなくていいですね。全然気合入れてないですけど、まぁ、繁殖するでしょう。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM