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ボウシオオガシラ

2014/05/17


 東南アジアに分布する樹上性動物マングローブスネークの仲間です。ほっそりとした体は茶色ですが、頭は緑色というユニークな形態をしています。成長すると頭が黒くなるとも聞いたことがありますが、定かではありません。2008年以降特定外来動物に指定され、飼養が規制されて流通しなくなったので、現在はあまり記述がありません。後牙類で弱い毒を持ちます。筆者は2005年から2006年にかけて飼っていました。



 体に対して頭がやたら大きいという形態は、同じく樹上性のツルヘビにも見られます。夜行性の樹上性ヘビでは、この形態が有利なのでしょうか。



 目は、ハブやマムシと同じ縦筋状で典型的な夜行性動物ですね。筆者の経験では、多くの夜行性爬虫類が飼育者に合せて昼間でも採餌してくれるようになる中で、夜行性のヘビはかなり気まぐれでした。ボールパイソンなどもそうでしたが、その中で人にベタベタに馴れてくれた子が1頭だけいました。



 このヘビの目を見たとき、飼育に手こずりそうだという予感があったのですが、すぐに問題なくハンドリングできるようになったので、これは期待が持てるかもと思いきや、やはりダメでした。半年以上強制給餌を続けるも、餌づかなかったです。調子がよいとくわえさせると自分で飲むくらいにまでなり、置き餌を食べてくれることもあったのですが、それ以上の進歩がなかなか見られません。
 ハンドリングが困難でも採餌は良好というヘビは多いんですけどね。



 けっきょく飼育開始から1年ほどで死んでしまいました。興味深いヘビではありましたが、なんか謎だらけでした。筆者の飼育上の欠点は、樹上性種にもかかわらず立体行動がとれるレイアウトにしなかったことです。ただ、立体的なレイアウトにするとヘビは気が荒くなりがちで、けっこう早い時期にハンドリングに馴れてくれたので、このまま温厚に育ってほしいという期待があったのです。この判断は正しくなかったようです。

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