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ワタムシ

2014/05/21


 これは何でしょうか? 筆者がチョウの幼虫の食草として育てているエノキの苗3本のうちの1本が、大量の白い粉を噴いています。園芸家なら病気として処理するのでしょうか。
 これって、虫ですよね。2日ほど見なかったうちにどこからか飛来して大発生しました。



 筆者には、どう見ても雪虫に見えるのですが、雪虫というともっと北の地方の秋から初冬の風物詩というイメージがあります。今は春だし。



 コナカイガラムシでしょうか。ちょっとちがう気がします。コナカイガラムシよりももっと激しく粉を噴いてます。やっぱ雪虫ですかねぇ。



 この苗にだけ、アリンコたちが登ってきています。この白いお騒がせものと共生関係にあるんでしょうか。アリンコがアブラムシを保護して、その分泌液をもらうことは有名ですよね。



 白い綿毛に見とれていないで、何とか虫本体を確認できないかなぁと、撮った写真を隅々まで眺め回していますと、上のように白くて肢の生えたものを見つけることができました。写真の左の方にいる数匹は、ほっそりしていてアリンコが粉まみれになったみたいに見えます。右上の隅に1頭、ぷっくりと太った虫が見えます。このぷっくりはアブラムシっぽいです。
 どうやらワタムシの仲間のようです。雪虫の推測は当たらずとも遠からずといったところです。半翅目(セミ・カメムシの仲間)アブラムシ科に属する昆虫ですね。この白い粉は、虫を風に乗って運ぶための綿毛でしょう。繁殖シーズンのアブラムシの仲間は、この時期だけ翅を持ち、生活範囲を広げますが、ワタムシたちはこの綿毛でさらに効果的に生活範囲拡大を計っているのでしょう。
 ワタムシの生活史はよく知りませんが、ここに定住を決めたら綿毛を落として通常のアブラムシに変身するのでしょうか。他の苗にもどんどん増えて行くようなことがないなら、このまま見守っているとしましょう。

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