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レッドチェリーシュリンプ

2014/05/23


 ミナミヌマエビの赤色変異品種との記述を見たことがありますが、日本にも棲息するミナミヌマエビにこのような赤色個体は見られないと思われます。品種というのですから人為的に作出されたのでしょうか。別の記述では、ミナミヌマエビの亜種シナヌマエビとありました。台湾に分布するヌマエビで、つまりはミナミヌマエビの台湾地域亜種というわけ。また別の記述では、海外で密かに選別固定した人為改良品種との情報も。台湾辺りで日本輸出むけに密かに品種改良しているのでしょうか。そしてこれは、ビーシュリンプの赤色個体のようなアルビノ品種というわけではないようです。



 安価で丈夫で綺麗で、なかなか素晴らしいエビです。ヤマトヌマエビ等を飼育されていた人なら、エビは水質の劣化に弱くデリケートなイメージを持っておられるかもですが、緩やかな劣化にはかなりの耐性があり、筆者のイメージとしてはデリケートな生き物といった感じはないですね。ただ、あまり長命ではないようなので、繁殖できなければどんどん数が減ってゆき、耐えてしまい、脆弱だと感じるかもしれません。



 メスの方が赤色が鮮やかと聞きました。全体的に赤色が乗って体高があるのがメスでしょうか。複数飼育していると、やがてメスの抱卵が観察できます。そしてその内、ミニマムなエビが水槽内にお目見えします。最初は孵化子の数がたいへん少なかったですが、だんだん増えてゆきました。



 上の写真では、左側に成熟した個体、右側に稚エビが3頭ばかり写っています。成熟個体のうち赤みの強い大きなのがメスです、たぶん。稚エビたちは少し育っています。孵化子はもっと小さいです。他にはサカマキガイやインドヒラマキガイも写っていますが、彼らも同居人です。



 未成熟の個体は無色透明です。また孵化子をそのまま親と同居させておいても食べられることはないようです。あるかもしれませんが多くはないです。
 小さなエビの飼育の秘訣は、水槽内の水流にあると聞いたことがあります。水流が強いと稚エビが育たないそうです。筆者は貝を飼っている金魚鉢で貝たちと同居させていました。濾過器は使用していないので水流はありません。水質は換水で維持しています。水草と底砂利があれば小さな金魚鉢でも2〜3週間ごとの換水で問題ありません。
 あと、これは決してお勧めしませんが、真冬でも冷水でエビごとジャブジャブ洗ってました。飼育水との水温差は10℃くらいあったと思います。それで大きなダメージを受けることもなく健やかに過ごしていました。丈夫だ。
 水草は必要です。節足動物のエビは成長過程で脱皮を繰り返すので、シェルターがないと脱皮中に稚エビが大きなエビに食われるかもです。テナガエビのように魚食性ではないので大丈夫かもしれませんけどね。水草は酸素を出しますし水質安定にも一役買っています。
 底砂利は不可欠です。砂利が敷いてない水槽では水質はたちどころに劣化します。バクテリアによる生物濾過の威力がよく解ります。砂利は有用バクテリアの温床です。
 餌の量は少なく。餌は熱帯魚の餌で良いです。2〜3日に少量を与えます。活発な子は餌に飛びついてこれを抱え込み一心に食べます。可愛いですよ。

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