1_萌萌虫雑記帳.png

インカツノコガネ

2014/05/27


 南米エクアドル産のハナムグリです。メキシコや他の南米の国々にも棲息しているという情報も。
エクアドルというとインカ帝国ですが、それが本種の名前の由来でしょうか。日本人が勝手に命名したとか。また別の情報では、植物防疫法により輸入規制がかかる規制対象種であるとも聞きます。ハナムグリなのに? 葉食いじゃないのに? よく解りません。筆者が本種を飼っていた2004年にはその規制がなかったのでしょうか。ネットオークションで入手しました。



 筆者の勉強不足なのでしょうが、南米産のハナムグリってあまり聞かない気がします。大型のハナムグリを産しカブトムシのいないアフリカ、巨大なカブトムシがたくさんいる東南アジアは人気の外産甲虫がたくさんいますが、アメリカ大陸のコガネムシ事情はどうなっているんでしょうね。
 この色あいと模様は、ずいぶん異質な感じがします。さすがはインカの申し子ですね。



 翅鞘の白い点刻が暗くなり、前胸が緑色を帯びる個体です。これはオスですね。オスだから色あいが異なるというわけではなさそうです。色彩の差異は個体変異によるもので、雌雄は頭頂の角状突起の有無で見分けられます。



 交尾中のペアですが、当然ながら上がオスです。ただ、角状突起が小さくほとんど目立ちません。



 先ほどの、翅鞘の点刻が暗く前胸が緑色を帯びる色彩変異の、今度はメスです。前胸の緑色がオスほど強くはありませんが、写真の撮り方で色がよく出ていない可能性もあります。



 オスの大型個体です。模様が全体的に不明瞭になり、代わりに光沢があります。そして頭部角状突起が顕著に現れています。なかなか珍しい形状の角ですよね。



 オスの角状突起をいろんな角度から観てみました。上から、背面、腹面、側面(小型個体)です。どこから見ても異彩を放っています。



 飼育していた当時、産卵は確認できたものの繁殖には至りませんでした。敗因はよく解りません。ただ、最近のネット上の記述の多くが、飼育繁殖とも容易とあります。植防による輸入規制で原産国からのWC個体が入らなくなり、CBばかりが流通するようになり飼育繁殖が容易になったのでしょうか。ただ、アフリカや東南アジアの甲虫のように大量に出回っているというわけではないようです。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM