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ジャコウアゲハ6

2014/05/27


 5月初めから羽化が始まったジャコウアゲハたちですが、成虫たちがみんな死んでしまいました。チョウの成虫の寿命ってどれくらいなのでしょう。2週間くらいという人もいますし、もっと短いという人もいます。成虫で越冬する種では夏以降に羽化して越冬して春に活動を再開するので、半年以上の寿命がありそうです。春に羽化して夏期に休眠を挟んでそのまま越冬に突入するような種ではさらに長命です。また、熱帯地方のチョウでは成虫の生存期間が長いとも聞きます。



 本種は春から夏にかけて3〜4回発生する短命のチョウなので、5月初めに羽化した成虫が、今頃まで生きていたのは、まずまずだったのではないかと思います。
 個々の個体にマーキングするなどしてデータを取ったわけではありませんが、10日前後生きていたものが多く、長命のメスで2週間近くいたんじゃないかと思っています。上は標本になってしまったメス(左)とオス(右)ですが、こうして比較してもオスの方が黒っぽく、雌雄の差異は歴然としていますね。



 メスです。アゲハの中でも後翅が長く尾状突起も長いのでカッコイイですね。オスは良い標本が残っていませんでした。チョウのコレクターは、翅が綺麗なうちに標本にしちまいますが、筆者にはチョウの蒐集の趣味がないので、せっかく飼育していても良い標本は残ってません。



 成虫たちの飼育ケージには、ウマノスズクサの鉢植えを入れておきました。いちおう繁殖への期待を込めて用意したものなのですが、確実に繁殖させるエキスパートでは、ハンドペアリングから産卵促進まで世話を焼くそうです。筆者は自然交配自然繁殖に任せておきました。繁殖に至らなければ、食草が庭の草花に加わるだけの話しです。
 ただ、ケージが1日の限られた時間だけ日光に当たる工夫はしておきました。その方が交配や産卵の確率が向上するように思われたもので。



 結果発表。かなりの数の卵を見つけることができましたよ。数えてませんが、20個やそれ以上はあったと思います。じっくり探せばもっとあったかも。卵は、日当たりの良いところに多く集中していました。卵が温められるからでしょうか、それとも食草の発育が良いからでしょうか、光合成が活発で葉の栄養価が高くなるからでしょうか。



 アゲハ等と同様、1つ1つ適当な間隔を開けて産みつけてあります。卵と卵が比較的近いところでも数ミリの間隔があります。卵自体の大きさは2mm足らずといったところでしょうか。



 肉眼で見ると、明るい色のものと暗い色のものがあるのですが、写真ではその差異があまりよく判らないですね。アゲハの場合では明るい黄色の卵が次第に黒ずんで来て孵化に至るのですが。
 幼虫が無事に孵化してくれることを期待したいのですが、今回は交尾を観察していませんので、ぬか喜びに終わるかもです。孵化が確認できれば、もちろん飼育記録の続きをアップします。

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