1_萌萌虫雑記帳.png

ジュリアニジイロカナブン

2014/05/27


 カメルーン産の小型のハナムグリです。小型と言っても日本のカナブンと同じくらいのサイズはあります。同属のニジイロカナブンもよく輸入されますが、それよりも赤みがあります。たいへん美しいハナムグリです。



 同属のニジイロカナブンとよく似ていますが、上の写真のように本種は赤い光沢が顕著になります。



 頭部から前胸にかけてのクローズアップ。全体的に緑色をした印象がありますが、じつは緑の部分が多くなく、頭部の後縁と前胸の中央、翅鞘の中ほどのよく目立つところが緑色を帯びるものの、各節の縁部は黄色に、頭部や6肢もほぼ黄色になっています。



 翅鞘(前翅)のクローズアップ。緑の翅に赤みが入りますが、これは個体変異がかなり激しいです。白い点々模様がよく映えて綺麗です。



 ハナムグリの仲間は、成虫の長期飼育が望めませんから、繁殖が飼育の前提みたいになっています。上の写真では、クワガタムシの繁殖に用いる産卵木を昆虫マットに埋め込んでいるようなレイアウトをしていますが、なぜこのようなセットを組んだのかは筆者自身がよく覚えていません。こうすると産卵率が上がるという情報を得たからでしょうか。成虫の飼育期間は2003年8月から翌年の2月まで、11月以降は加温していました。



 得られた幼虫たちです。2令および終令(3令)ですね、ハナムグリやコガネムシの幼虫って、どれも呆れるほどそっくりです。チョウやガの幼虫はあれほど様々なのに。



 これは埋め込んだ朽木の中に食い入っている幼虫ですね。もちろんマットだけで育てられますが、朽木に穿孔する習性もあるみたいですね。クワガタみたいに大腮が強いようです。



 2004年の7月にマットの中から蛹室が見つかっています。しかし本種の飼育はここまでで、新成虫を見ることはできませんでした。寄生性のハチらしき幼虫が見つかった蛹室もありました。しかし敗因はそれだけではなかったと思われます。
 筆者は、ハナムグリの繁殖にけっこう失敗しています。それも蛹まで育ててから。マットを水分過剰にするからかもしれません。ハナムグリの繁殖は中型種や小型種では難しくありません。それに失敗すると、ほんとうに落ち込みます。自分の無能ぶりがいやになります。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM