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トキワツユクサ

2014/05/31


 今年もそろそろツユクサの季節ですね。用水路のほとりや、あまり日当たりのよくない多湿なところで、青い花のツユクサがたくさんの花を咲かせているのを見かけますが、本種もけっこう群生してたくさんの花を咲かせるタイプです。



 ツユクサは、上に2枚の花弁を広げ下方に雄しべを伸長させる、ちょっとランっぽい花をつけますが、本種は3枚のやや尖った花弁を上向きに広げます。



 じつは筆者は、本種がもともと園芸植物として輸入された外来種だったとは今の今まで知りませんでした。和名もきわめて和風ですし、在来の野花だと思っていましたが、じつは南米原産の植物らしいのです。だってどう見ても雑草だし。ワラワラ群生してるし。日本の自然って今や外来種だらけですね。



 外来種だらけでも、それはそれで自然なのですよ。生物の分布は固定的に見えてかなり流動的な側面もあるのです。外来種が増えても、それで生態系の生物層の厚さが維持されれば、豊かな緑が広がり砂漠化が進んだりはしません。
 園芸植物の逸出帰化を自然破壊として問題にする人も少なくないようですが、それだったら農作物はどうなります? 特定の土地に限られた植物のみを繁栄させ、競合する他種をことごとく退け、あまつさえ人の手でどんどん改良を加えています。農地開拓は都市化に匹敵する自然破壊です。と言いつつ筆者も農地を自然破壊などと考えていません。そもそも環境に手を加えるのがヒトという生物の自然な生態なわけですし、生態系はそれを見越したバランス力や復元力を持っていると思われます。
 環境破壊の問題には、多分に感情論の要素が含まれていると思われます。自然のメカニズムの根本的なところを理解するほどには、人類の科学力は及んでいません。科学者たちはまだ当分失業の心配はなさそうです。

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