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シラカシ

2014/06/03


 筆者の庭に最初から植わっていた木のひとつが、2階の窓を覆うほどの大きさになりました。10年間でずいぶん育ったものです。常緑樹なのに大量の落ち葉を生産し、あまつさえドングリをそこらじゅうにばらまくという暴れん坊です。さらには数年前はイラガの一種の幼虫が大量発生し、筆者の目を楽しませてくれました。目に美しく触ると激痛のイラガの幼虫を、筆者の祖母は"エラ虫"と呼んでました。



 それにしてもこんな大木になる植物を庭木にするものかね、不動産屋は何考えてんねん。そのうち筆者宅は木の下のおうちになっちまうわ。



 で、今年こそは伐採しちまおうぞ、ということで植木職人に見積もりを出してもらったら、3万円なにがしということになりました。
 上の写真は中堅クラスの若葉です。この樹の中ではもっとも目立つ葉です。



 冬を越した老成の葉です。厚くて硬くてしっかりした葉ですが、徐々に落ち葉と化す日が近づいています。この方々が頑張って夏場は素晴らしい木陰を提供してくれていました。その恩恵を伐採してしまおうというのですから、なんとも薄情千万な話しです。10年の恩も"けっ"て感じです。



 うんと若い若葉です。若葉はなぜに赤いのでせう? まだ柔らかいので日焼けしやすいデリケートお肌だとか。



 花の枯れたヤツです。早春にはたくさんの花が咲いていました。といっても顕花植物ではないので、花なのかゴミなのか判らないって感じの花でしたが。花はなぜか古い葉のある枝に多いですね。



 いよいよ伐採しちまうぜ、と決めた今になってこの木がシラカシだと判明しました。伐採料を見積もってくれた庭木職人が教えてくれたのです。
 しかし3万円なにがしは痛い出費だなぁと逡巡していると、筆者の息子が「俺をどこ出身だと思ってるねん」とニヒルな笑みを浮かべ、たちどころに伐採して見せようと宣言したのです。お見逸れしました、彼は農業高校の出身で、木の剪定も実地で習ったことがあるそうです。
 本日中にこの木は地上から姿を消すであろうとの息子の言に、だったら最後の雄姿を撮っておこうと、こうして写真を撮ったようなわけです。



 シラカシの実、別名ドングリです。お池にはまってドジョウにわがまま言った、あのドングリです。新鮮なものならしばしば帽子が着いてますが、去年の秋に落ちたものなのでこんな感じです。
 じゃあ、そういうことで、シラカシさん、さようなら。

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