アジサイ2
2014/06/04
今年も5月下旬から、うちの裏庭でもいよいよツボミが膨らみ始めました。お隣さんのスズランの花はそろそろ終わりです。春を告げる花が終わって、アジサイが梅雨の知らせを持ってきます。
アジサイのツボミ。前項でも述べましたが、中央のツブツブの集団が花で、周囲にまばらに開花しつつあるものはじつは萼が花弁に似せた装飾花、虫寄せのダミーです。
開花直前の装飾花(じつは萼)は、このように白いです。これはこれで可愛いかと。
ズームしてみました。可愛いですね。萼が大きくなる装飾花と、大きく開花しないままの本花たちです。
6月に入って日中は一気に気温が上がり、連日の30℃越え。もともと日陰の植物ですから、せっかく開花したものの昼間はこのようにげんなりしています。
横から見ると、さらにげんなり度アップですね。
むかし蚊とり線香に霧吹きして湿らせると長持ちすると聞いてやってみましたところ、加湿しすぎて伸びてダランとしてしまったことがありますが、それを思い出しました。……蚊とり線香って今でもあるのかなぁ。
アジサイの花って小花が密集してカリフラワーっぽいですが、こうしてげんなりしていると、小花の密度が散漫になって、らしくないですね。
木の全体像。葉もツヤがなく、花もあまり目立ちません。高温乾燥がとても苦手です。右横に見えているスズランの方がまだ青々としていますね。こちらはそろそろシーズンオフなんですけど。
はい、夕方になって水やりをすると、立ち直りました。装飾花もちゃんと上を向いて萼をいっぱいに広げています。うちのアジサイはおおむね青いです。
青いカリフラワーに群れる青いチョウって感じがしませんか? しますって。
わずかに紫っぽいものもあります。アジサイの花の色がリトマス試験紙だとしたら、うちの庭の土壌はアルカリ性が強いのでしょうか。あるいは春先に蒔いた粒肥料がアルカリ性とか。
日中の全体像とくらべると、花もよく目立ち活き活きして来ました。
でも、明日また晴れるとげんなりするのでしょうね。