1_萌萌虫雑記帳.png

雑記帳のこと3

2014/06/05


 この雑記帳もいつの間にかけっこう記事が増えました。そうする内に最初の頃と方向性というか思惑というかが、少しずつ変わってきたようにも思えますが、それもまぁ、必然的な流れであるようにも思えます。1センテンスで3つも思うを使ってしまいましたが、思えばこの雑記帳を書き始めたのが去年の7月末でしたから、見てる間に1年が経ってしまいます。びっくりです。
 最初の頃は、爬虫類の話しが多くなると思っていました。ここ十数年の飼育記録を写真付きでかなり貯めていますから、そこから写真を切り取ってきて記事にしていこうと目論んでいたからです。しかし考えてみればそれと同じくらい虫の記録も貯めていました。飼育動物であまり記録を残していないのが魚類です。爬虫類主体になる前は、様々な魚類を飼っていたものですが、その頃の記録は写真にはほとんど残っていません。ここ十数年も魚は飼い続けていますが、観察記録をつけていなかったですね。魚についてはむかしのビデオで記録が残っているはずですが、そのテープを再生する手段がありません。パソコンで再生できるようにディスクに落としてもらってもよいのですが、時間とお金がなかなか……。
 去年から今年にかけての冬の間は、ヒトの章をせっせと書きためましたね。そして春になって庭の花が咲き始めると植物に目が行くようになり、道端の雑草まで気になりだし、4月は植物の話題が多くなりました。草花についてあれこれ書きながら、5月になっで虫たちが活動し始めたら、虫に目を向けようと考えていて、その通りになりました。
 今年は、じつに久しぶりに飼育動物に多数の虫が加わりました。9年からそれ以上前に比べると数が知れてますが。なんだか息子が小さかった頃、あるいは自分が中学高校の頃に帰ったような気分です。ナチュラリストにとっては、虫の飼育というのは原点のような気がします。
 この春は鱗翅目の昆虫が熱かったですね。数種類のチョウの飼育と、たくさんのガの記述を残しました。チョウは飼育動物になりがちですが、ガは意外と飼わないものですね。でも野外観察ではチョウは一瞬現れてすぐに飛んで行ってしまうので、ガの観察の方が断然しやすいです。近日中にカイコガの飼育を再開する予定ですけど。

 様々な動植物の飼育や観察の記録を残そうとしたところで、今の世の中は優れた飼育者やブリーダーで満ちあふれており、筆者の出る幕はない気がしています。ネットの海をちょっと旅すれば、数多くの優れた飼育観察記録と研究の成果に出会うことができます。ほんとうに素晴らしいです。
 そんな博士だらけの状況で、自分の役割って何だろう、そんなことを考えることがあります。自分は他人様から教えてもらうだけで、自分では何もできないんじゃないのか、そんな焦りのような感情に見舞われます。
 飼育観察記録では、飼育の手本みたいなことを記述していますが、それは筆者はこのようにしているという事例発表に過ぎません。

 筆者が目指しているのは、飼育や繁殖の権威ではありません。昆虫採集のベテランでもありません。昆虫採集の基本は、適当に歩き回って向こうから転がり込んできたものを捕まえる、そんな感じです。あるいはネットの海に採集にでかけたり。要するにあまり労を費やしていません。
 バナナトラップで大型甲虫類を捕まえたり、腐肉トラップで肉食昆虫を捕まえたり、やる気があるものの、そんなことすでにもっと権威の人がやってるし、そう思うと能勢山系に住んでいながら林に分け入る気がしぼんでしまうのです。企業定年以降、時間がたっぷりできたら挑戦してみようか、そんなことも考えています。あるいはベテランの人がどなたか連れてってくれないかなぁ、なんて。

 そんな消極的で実力主義でもない筆者が、懇々と生き物を飼い続け、草花を眺め続けるのには、人に語っても仕方ないけれど本人にとっては重要な理由があります。それは、謎を解明したいという純粋な思いです。むろん短い人生の内に何も解明できないのかも知れませんが、この衝動を抑えることはできません。多くのナチュラリストがそうだと思います。
 定説になっている様々な理論が、疑わしくて仕方ありません。生存競争による生態系のバランス、強い子孫を残すための原理、ヒトが哺乳類であること、それらに納得できないから、自分の目線と方法で自然界を見つめるのです。自然界はしばしば人の科学技術をも含みます。また謎の究明には、生物学的な考察のみならず、理論物理学だの、アニメだの、音楽だのも必要になってきます。種の保存と遺伝について考えると、学識よりも想像力が必要になってきます。
 世の中には、様々な学術的方法論が存在しますが、それらはしばしば筆者の研究とは疎遠なものです。筆者は専門家にはなれません。既存の学識と根本から相いれないような考えに至ることもしばしばです。そうなると話しはSF染みたものにさえなってきます。今後はそういうことも記述できたらとも考えます。
 出会った生き物、付き合っている生き物の写真をのっけて、思い出や感想や、ちょっとした考えを述べることに終始していますが、その中にも進化学的な考察、生態系における位置づけや役割、そしたことを盛り込んでゆこうと思います。
 これは自分の思いを公開する場であると共に、自分のための覚え書でもあります。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引

目次
無脊椎 等脚類 クモ サソリ
多足類 無翅類 直翅類 半翅類
膜翅類 鱗翅類 鞘翅類 コガネ
クワガタ 魚類 両生類 カメ
トカゲ ヘビ 鳥類 哺乳類 絶滅
庭草 雑草 高山 飼育 ヒト
□ 飼育動物データ


  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg




つTw.jpg
★ 2019年5月からツイッター始めました。





recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM