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アジサイ3

2014/06/10


 今年のアジサイが最盛期を迎えました。他の多くの花と同様、アジサイも今年は花がたくさん咲きました。うちのアジサイは基本的に鮮やかな青色で、他の色になることはありません。ある専門書によると、土壌が酸性だと土の中のアルミニウムが溶けだして吸収され、青くなり、アルカリ性だとアルミニウムが溶けて吸収されることがなく赤い花になるとのことでした。また、咲き始めの花は白っぽく、それから徐々に色が変わるとのことですが、うちのアジサイは装飾花が開き始めの少しの間だけ白いですが、すぐに青く色づきます。



 先週からどんどん開花が始まったのですが、今頃になって中央の本花の部分に白いものが目立ってきました。これまであまり気にとめなかったのですが、花弁も装飾花も持たない本花も、ずっとツボミでいるわけではないようです。



 白いものを拡大してみますと、これは花粉をたくさん着けた雄しべですね。



 花弁はないけれど、青い小さな萼が開き、そこから青い雄しべと雌しべが伸びています。雄しべの先端の花粉が白でよく目立っているわけです。こうして拡大すると、本花もなかなか綺麗です。また本花よりも先に開花する装飾花には雄しべや雌しべは見当たりません。



 開花した本花と装飾花を並べて見ると、別の植物のようですね。改良された園芸品種では、本花の萼も大きく装飾花化し、手まり咲きといわれる見事なアジサイになります。そちらの方がむしろ見慣れているかもですが、うちのアジサイのように装飾花が少ないのが本来の自然な姿です。



 青いアジサイが赤くなって行くのは、有機酸が蓄積されるためで、花の老化によるものだそうです。上の写真では、装飾花に少し赤みが差したものが目立ちますが、まだ本花が咲き始めで。老化は早すぎる気がします。このような色の差異は、老化というよりも吸収したアルミニウムの量のちがいによるものなのでしょう。



 花の老化による赤みであるなら、この写真のように本花が充分に咲ききったものならそうかも知れません。花の周囲が下がってきていて全体として山のような形になっています。
 もっとピンクになれば見物なのですが、うちではこれ以上の赤みは見られません。
 土壌がアルカリ性で、ピンクの花をつける場合には、酸性の肥料を与えたり、アルミニウムを多く含むミョウバンを与えたりすると青い花が見れるそうですが、ぎゃくにピンクの花が見たい場合はどうすればよいのでしょうね。

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