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スペキオーサ・ジュッセリーニ4

2014/06/27


 昨夜、2頭目の羽化が観察できました。前回1頭目の羽化の時は、生き物を飼っている専用温室を覗いた時にはすでに羽化していましたが、今回は羽化の兆候が表れてから自室に蛹を持ち込んでいました。



 一昨日25日の様子です。よく色づいています。じつはこの夜のうちに羽化すると予想していたのですが、結果は1日遅れました。



 同日、背面図。前胸と鞘縦が緑色の金属光沢を放ち、成虫の体がほぼ完成したことが判ります。



 鞘縦の辺りを拡大してみました。蛹の外皮が成虫の体から浮いているのが観察できます。



 昨日26日の19時から20時の間に羽化が始まり、その時間に夕食のために別室にいたので開始の瞬間は見れませんでした。すでに脱皮がほぼ完了していますが、ここまではほんの数分で完了すると思われます。
 自然の状態であれば蛹室の中で脱皮が完了し、充分に体が固まってから地上を目指すところです。



 自然の状態であれば、翌日の夜までは蛹室の中にいると思われますが、人工蛹室はすでにオープンなので、もぞもぞと動き出しました。



 早々と蛹室から這い出したところです。腹部がまだかなり肥大しており翅鞘の下に納まっていません。



 加水してティッシュをしいた別容器に移しました。羽化後1時間ほと経っていて、翅鞘に緑色の光沢が乗り始めました。



 腹面から観ると、お腹はまだ真っ白です。それ以外の部分はすでに成虫の通常の色に近い状態です。



 羽化から4時間ほど経過しました。翅鞘がかなり色づいています。まだ後翅をひきずったままです。



 後方から観ると、まだ腹部が肥大しています。



 翌朝5時過ぎ、羽化から約10時間です。まだ完全ではありませんが、翅鞘も充分に色づきました。



 腹面から観ると、腹部はまだ柔らかく色も明るいですが、ようやくダイエットが完了しました。
 ご覧のように、この段階でもまだ完全には体が固まっていないので、自然状態であれば蛹室を破って地表に出てくるのは、早くてこの日の夜ということになるかと思われます。本種が夜行性傾向のひじょうに強い種であれば、地表を目指すのは夜になるでしょう。日本のカナブンのように日中でも活動するタイプであれば、時間帯に関係なく地表に表れるでしょう。



 今回は、人工蛹室での羽化ということですでに蛹室を出ていますから、体が固まるまでこのまま置いておこうと思います。昆虫ゼリーも入れておきましょ。

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